最終更新日 2025年7月12日
「FXって、自分に向いてるんだろうか…?」
これは、私がFXを始めたばかりの頃に、何度も頭をよぎった言葉。
どーも、専業トレーダーのねむおです(˘ω˘)
FXを始めたときは、ネットで「FXは誰でも稼げる」といった情報を見るたびにワクワクしていた反面、実際に始めてみると想像以上に難しく、メンタルも資金もすり減っていきました。
でも、FX歴7年・専業トレーダー歴5年の今、はっきり言えることがあります。
「FXには“向いている人”と“向いていない人”が存在する」ということ。

それでも続けられたのは、「自分に向いている資質」に気づき、それを活かしてきたからです。
この記事では、ねむお自身の実体験をもとに、
- FXに向いている人の特徴
- 向いていない人の共通点
- 向いているかどうかを見極めるための方法
を、できる限りわかりやすく、リアルに書いていきます。
これからFXを始めようとしている人、もしくは「向いてないかも…」と不安に思っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいヾ(・ω・`)ノ
目次
FXに向いている人の特徴とは?【7年の経験から語る】
ねむおはFXを始めて7年以上経ちますが、今ならハッキリとFXには向き不向きがあることがわかります。
比較的誰でも簡単に始められるFXですが、FXで勝てるかどうかは向き不向きに大きく左右されるヾ(・ω・`)ノ

というのも、FXは今向いていなかったとしても、自分次第で向いているように変えることができるのです。
前提:FXは誰にでも向いているわけではない
どんなことにも向き不向きがあるように、FXにも向いている人と向いていない人がいます。
FXに向いている人は安定的に勝ちやすく、FXに向いていない人はいつまで経っても勝てないままか、大損して終わることがほとんど。
実際、FXは運よく大勝ちすることもありますが、安定して勝ち続けることは難しいです。
それはつまり、「FXで稼ぐのは難しい」という意味でもあります。

FXは決して危ないモノではなく、FXをやっている人が自分でFXを危ないモノにしているだけヾ(・ω・`)ノ
そして、FXが危ないモノになるかどうかが、自分がFXに向いているのかどうかによって変わるのです。
私がFXを始めた当初、失敗した理由
ねむおがFXを始めたときは、ハッキリ言って全然向いていないタイプでした。
負けるとすーぐ感情的になるし、検証や反省もめんどくさがってやらないし、連勝すれば自分には才能があると思い込んだり。
言うまでもなく、そんな調子でFXをやっても勝てるわけはなく、損切りをしないで証拠金を半分にしたり、ポジポジ病で10連敗したこともあります。

そこに早いうちから気づけたのが幸いで、生活習慣の改善や瞑想など感情に振り回されないメンタルづくりに励み、今では自分でもそこそこFXに向いている人間になれたと思ってますヾ(・ω・`)ノ
人間には変わる力があるので、今FXに向いていなくても、向いている人間になろうとすれば誰でもFXで勝つことはできるのです。
専業になって分かった「向いている人」の共通点
ねむおは専業トレーダーを5年以上やっていますが、専業こそ向いている人にしかできません。
専業である以上、FXは趣味や遊びではなく事業としてやっているので、会社員がフルタイムで会社勤めするのと同じぐらいの熱意が必要です。

彼は「自分には専業は無理だった。自制心がないから毎日ダラダラした生活をして、トレードも適当になって負けまくった」と言ってました。
ねむおは幸い、FXに必要な自制心や感情のコントロールを身につけることができたので、専業になっても大きく調子を崩したりしたことはありませんヾ(・ω・`)ノ
それでも、専業でやっていくには、FX適正とも言うべきものがかなり必要だと思ってます。
私が思う「FXに向いている人」の特徴7つ
さて、ではどういう人がFXに向いているのか。
あくまで、ねむおの独断と偏見ですが、FXが向いている人の特徴は以下の7つ。
1,自分の頭で考えられる人
自分の頭で考えて試行錯誤ができる人はFXに向いています。
というのも、FXで勝つためには試行錯誤が絶対に不可欠だからです。
ねむおは最初、とにかくトレードしていれば勝てるようになるだろうと思ってましたが、数か月経っても負けたままでした。
そこで原因を考え、FXは負けを減らす、つまり自分のミスを減らさなければ勝てないことに気づきます。
- まずやってみる
- 失敗する
- 何が悪かったのか考える
- どうすればいいのか解決策を考える
- 実行する
- また失敗する
- 何が悪かったのか考える
この試行錯誤のサイクルを経て、少しずつ自分のトレードを改善していき、負けを減らしていきました。
FXは勝てるようになればそれで安泰ではなく、常に手法やチャート分析の改善を続け、トレードスキルを上げていかないと相場では生き残れませんヾ(・ω・`)ノ
そのためには、「自分の頭で考える」というスキルが不可欠なのです。
2,感情のコントロールがうまい人
FXと感情は切っても切れない関係です。
たとえば、連敗しても冷静でいられる人、チャンスが来なくてもじっと待つことができる人は、感情のコントロールがうまいです。
一方、負けてイライラする人、勝って調子に乗る人、チャンスが来ないとポジポジ病になる人は感情のコントロールがあまりうまくありません。

1回1回のトレードでいちいち感情を爆発させていては、とてもじゃないですけどメンタルが持ちません。
そこでねむおは生活習慣の改善や、瞑想という習慣をはじめましたヾ(・ω・`)ノ
そして今では、普段の生活の中でも、普通の人よりは感情のコントロールがうまい自信があります。
普段から冷静な人、あまり感情に振り回されない人は、FXに向いている性格です。
3,自制心が強い人
FXで勝ち続けるには、規則正しい生活も大事なポイント。
そして、規則正しい生活を送るために必要なのが、自制心。
FXに限らず、フリーランスでも自制心がなくてダラダラした生活を送り、結局やっていけず会社員に戻る人も少なくありません。
自制心がないとFXでは、
✅感情に任せたトレードになりがち。
✅生活が乱れてトレードも適当になる。
✅トレードルールを守れず、ポジポジ病になる。
といったことになりますヾ(・ω・`)ノ
せっかくトレードスタイルを持っていても、ルールを守るためにも自制心は必要で、自制心がなければ適当なトレードを繰り返したり、ポジポジ病になる。

自制心が強い人は感情のコントロールもうまいので、しっかり自分のトレードスタイルを守り、冷静な気持ちでトレードができます。
4,すぐに結果を求めない人
FXはお金を稼ぐことを目的にやるものですが、すぐに結果を求めない人がほうが、FXに向いてたりします。
FXはトレード1回で数千円~数万円のお金が増えたり減ったりしますが、すぐに結果を求めていると冷静にトレードすることが難しいです。
どんなに感情のコントロールがうまい人でも、連敗すると気持ちは熱くなるものヾ(・ω・`)ノ
でも、そこで冷静さを取り戻し、いつも通りの感情でトレードできるかどうかは、結果やお金に対する執着度で変わります。

世の中の真理として、「短期的に手に入れたお金は、短期的に失う運命にある」という言葉があります。
これは「ねむお」という人が作った言葉ですが、FXにおいてはまさに言い得て妙。
数か月や数年目線でFXに取り組むことができる人は、FXに向いている人です<(`ヮ´* )/
5,コツコツ地道に努力できる人
FXではコツコツ地道な努力が必要です。
FXでいう努力とは、検証や反省、トレードの改善をすること。
そうした当たり前のことを、当たり前にできる人が、FXで勝ち続けることができます。

でも、性格は習慣で変えることができるので、今努力できていなくても、コツコツ努力できる人間には誰でもなれます。
ねむおみたいに才能がない奴でも変われたので、コツコツ努力できるスキルは早いうちに習得しておきたいところヾ(・ω・`)ノ
6,負けを受け入れられる人
これはFXに向いているかどうかを測る、信ぴょう性の高い部分だとねむおは勝手に思ってます。
実際、負けを受け入れられる人は、感情のコントロールがうまい人でもあるので、FX適正は高いです。
一方、最初の頃のねむおのように、負けてイライラしてモニターを割るような人間は、FX適正ゼロヾ(・ω・`)ノ

みんな自分が正しいと思いながら生きているものですが、FXの負けを受け入れるには、「自分は間違っていた」と認めないといけません。
昔のねむおは根拠のない自信で、自分は才能があると思い込み、損切りをしないという致命的なミスを犯しました。
今では自分は間違いばかり犯しているお馬鹿さんだと謙虚に生きてますが、自分の非を認められる人はFXに向いている性格です。
7,孤独に強い人
最期はコレ、孤独に強いかどうか。
FXは孤独な作業で、基本的にはずっと一人でパソコンと向き合い、トレードします。
平日はチャートを見るために長く外出はできず、誰とも話さずに1週間が過ぎることもザラですヾ(・ω・`)ノ

でも、人によっては誰かと話さないと元気が出ない、人と会わないと寂しくて病む人もいると思うので、孤独に強いというのは結構大きなアドバンテージです。
人と会わなくても平気な人、一人でいるのが好きな人は、FXに向いている人が多い気がします。
逆にFXに向いていない人の特徴
ここ数年でFXに興味を持つ人は増えていますが、FXで失敗する人も少なくありません。
FXで失敗する人の多くは、そもそもFXに向いていないことが多く、向いていない人にも同じくいくつか特徴があります。
こちらもねむおの独断と偏見ですが、FXが向いていない人の特徴は以下の3つ。
ギャンブル気質で一発逆転を狙う
FXで失敗する人は、ギャンブル気質で一発逆転を狙っている人ばかり。
FXはお金を稼ぐためにトレードし、自分の判断が正しかった証としてお金を儲けるもの。
つまり、FXはお金を稼ぐことがすべてです。
ですが、お金を稼ぐことと、ギャンブルはまったくの別物ヾ(・ω・`)ノ

FXは一発逆転を狙うためにやるものではなく、確率と期待値に基づいてお金を稼ぐものです。
FXをギャンブルだと思い、大きく稼ぐことばかり考えていると、ほぼ確実に失敗します。
負けたらすぐにやめる
FXをやるのであれば、負けてお金を失うことは避けられません。
ですが、FXに向いていない人は負けたらすぐにやめてしまいます。
FXはチャート分析を通じ、ほんの少しだけ優位性が高いポイントを見つけてトレードをするのが基本。
なので、確率的に連敗することもありますし、1週間分の利益を1日で失うなんてこともありますヾ(・ω・`)ノ

FXで勝てるようになるまでは、最低でも半年~1年程度かかるのが普通です。
ロウソク足の見方や水平線の引き方を学び、毎日ひたすら検証して少しでも優位性が高いところを見つけ、少しずつ自分なりの手法をつくっていく。
FXはこの時間がとにかく長いです。

FXで勝つために勤勉になれない人は、FXに向いていませんヾ(・ω・`)ノ
聖杯ばかり求める
FXに聖杯はありませんが、FXに向いていない人は聖杯ばかりを求めがち。
聖杯とは「絶対に勝てる手法」「負けない手法」といったもので、FXで負けている人の中には「勝てないのは良い手法を知らないからだ」と思ってる人がたくさんいます。

ですが、ライアーゲームとは違ってFXに必勝法なんてものはなく、聖杯なんてものも存在しません。
優位性のあるポイントでエントリーすることで、勝率50:50の状態よりも高くすることは可能ですが、それでも絶対に勝てる手法はないのですヾ(・ω・`)ノ
FXに必要なのは必勝法や聖杯ではなく、安定的に勝てる考え方とトレード戦略。
FXに向いていない人は、負けるとすぐに「この手法はダメだ」と思い、次から次へと新しい手法探しの旅に出ますが、それでは一向に勝てるようにはなりません。
向いているか不安な人へ|まずやってみるべきこと3選
自分がFXに向いているのか不安な人も多いと思います。
そんな人は、まず以下の3つを試してみて、自分がFXの適正があるか確かめてみてください。
①デモトレードで1ヶ月間続けてみる
FXを始めるときは、まずデモトレードから始めるのが基本。
ほとんどの人はデモトレードを何日かやってすぐリアルトレードをしようとしますが、それでは自分がFXに向いているのかはわかりません。
最低でも1ヶ月はデモトレードを毎日続けることができなければ、FXで稼いでいくのは無理だと思ってくださいヾ(・ω・`)ノ
②検証を毎日やってみる
FXで勝つためには検証作業が不可欠ですが、検証が嫌いな人はFXに向いているとは言い難いです。
ポイントは「嫌い」と「苦手」は別であることで、検証が苦手なのは得意・不得意の問題なので、FXに向いているかどうかは関係ありません。
一方、検証が嫌いなのは、そもそもFXで勝つような性格をしていないので、FXに向いているとは言えません。

検証作業を楽しめる人ほど、FXに向いている可能性が高いです。
③トレードルールを守れるか試してみる
FXは自分のトレードルールを守れる人が勝てるゲームで、ルールを破る人が大損して退場していきます。
「ルールを守るぐらい簡単」と思うかもしれませんが、実際にトレードしていると、欲望や恐怖などたくさんの感情が湧くもの。
なので、自分がちゃんとトレードルールを守れる人間なのかどうかを確かめてみることが大事ヾ(・ω・`)ノ
たとえば、損切りはちゃんとできているか、利確を焦っていないか、ルール以外の場所でエントリーしていないか、ルール外の時間帯でエントリーしていないかなど。

自分で決めたトレードルールを自制心で守ることができる人は、FX適正がかなり高い人です。
FXに向いているかを見極めたあとにすべきこと
自分がFXに向いているとわかった後は、勝てるようになるまで努力していくだけヾ(・ω・`)ノ
でも、FXはやるべきことをやらないといつまで経っても勝てないので、間違った努力は避けること。

勝てるまで続けるための環境づくり
極論を言ってしまうと、FXは勝てるまで続ければ負けにはなりません。
でも、「勝てるまで続ける」ことができる人は、ほとんどいないのが事実。
大抵の人は負けるとすぐ辞めたり、本業があるから本気で努力しようとはしませんヾ(・ω・`)ノ
だからこそ、まずはFXを続けるための環境づくりが大事になります。
✅初期投資としてパソコンと大きいモニターを購入する
✅毎日の検証とトレードを習慣化する
✅土日は1週間の振り返りに時間を使う
FXに向いているのであれば、正しい努力をすれば報われる可能性は高いです。
ねむおもそうでしたが、努力するための環境がダメだと、結果もダメになりがちなので、本気でFXと向き合うためにも環境づくりには力を入れましょう。
自分のトレードスタイルの確立
FXで勝ち続けるためには、自分のトレードスタイルを持つことが不可欠。
チャートの流れで適当にエントリーしても、一時期に勝てても、長期的に安定して勝つことはできません。

トレードスタイルは自分の性格や生活習慣に合わせて選ぶのが基本なので、他人の真似ではダメなのがポイント。
詳しいトレードスタイルの選び方は、以下の記事で解説しているのでチェック👇
とにかくPDCAサイクルを回す
最期に、最短でFXで勝てるようになる方法を特別に教えます(˘ω˘)
それは「早く失敗して、早く改善すること」です。
トレードの仮説を立てて、実際にトレードをして負ける、そして反省点を見つけ、改善し、再び仮説を立ててトレードする。
このPDCAサイクルをできる限り早く回すことで、FXのスキルがみるみる上達していきます。
失敗なくして成長はしないので、早く勝ち組になりたいなら、とにかく最速で失敗して、最速で改善していくこと。
このサイクルをどれだけ早く回せるかが、すべての鍵です<(`ヮ´* )/
まとめ|FXに向いているかは自分で変えられる
ぶっちゃけ、FXは「向いているかどうか」より「向ける努力ができるかどうか」のほうが圧倒的に大事です。
ねむおはFXを始めたときは、何の才能もなければ、FXにも全然向いていませんでした。
でも、FXで稼ぎたいという想いで試行錯誤を続けて、自分をFXに向いている人間に変えてきました。
その結果、幸い専業トレーダーとして生き残ってますヾ(・ω・`)ノ

FXにはそれだけの努力をする価値があると思っているので、やりたい人はぜひ努力してみてください!