最終更新日 2025年7月14日
どーも、専業トレーダーのねむおです(˘ω˘)
私はFXを始めてから、何度も「もう無理かも」と思ったことがあります。
チャートとにらめっこして、ルール通りにエントリーしたつもりでも、気づけば資金がどんどん減っていく。

でも、あるきっかけを境に、トレードの精度がグッと上がり、損失続きだったのに少しずつ勝てるように。
それは特別な手法でも、難しい知識でもなく、“考え方”を変えたことでした。
この記事では、FX歴7年・専業5年のねむおが「勝てるようになったきっかけ」と、そこから得た気づきを実体験ベースで解説していきます。
「なかなか勝てるようにならない…」と悩んでいる人にとって、少しでもヒントになればうれしいですヾ(・ω・`)ノ
目次
FXで勝てるようになった“5つのきっかけ”【実体験ベース】
FXは長くやっていれば勝てるようになるわけではなく、勝つためには今までの考え方を変える必要があります。
「FXで安定して勝てない」というのは何かが間違っている証なので、その根本的な部分を勝つために変えていくのです。

感覚を捨てて客観的に相場を見た
FXでは感情や感覚でトレードするのは非常に危険。
相場からすれば自分の感情や感覚なんてものは1ミリも興味ないワケで、自分の都合のいいようにチャートを見ても絶対に勝てませんヾ(・ω・`)ノ

たとえば、「ここ上がりそうだな~」と思っても、それは自分の感覚でしかなく、チャートが「上がりそうな状態」になっていなければ勝てません。
ダウ理論だったり、水平線だったり、移動平均線だったり、自分だけじゃなくてほかの誰が見ても「こういう相場」とわかる状態が、客観的な相場の流れです。
チャートは自分一人だけ正しければ勝てるわけではなく、大口の人たちと同じ方向に賭けないとダメなのです。
そのために自分の感覚を捨て、客観的に相場を見る。
感覚を捨てるのは簡単ではありませんが、ねむお的にはFXで勝つためには一番重要なことだと思ってます。
エントリーを絞った
ねむおは主にスキャルピングがメインですが、スキャルピングというと一日に20回~30回、多い人は50回以上エントリーするイメージがあると思います。
でも、ねむおのトレード回数は一日に3回前後、多くても5回のエントリーです。

そしてここがポイントなのですが、平均30回エントリーしてたときよりも、3回しかエントリーしていない今のほうが負けトレードが減り、収支もプラスになっています。
というのも、エントリー回数が増えると負けトレードも増え、負けることで取返したいという気持ちが強くなり、エントリーが甘くなってまた負けるという悪循環になりがち。
逆に、エントリーを絞ることで、優位性のある手法を使っている限り、トータルで負けることがほとんどなく、収支も安定してくるのです。
FXで勝つためには、負けトレードを減らす必要がある。
そして、負けトレードを減らすためにもっとも有効な方法がエントリーを絞ること。
FXには絶対に勝てる手法がないので、エントリーすればするほど負けも増えるのが普通です。
「エントリー回数が増える=負けも増える=お金も減る」
FXで勝てるようになりたい人は、これを頭に入れておきましょうヾ(・ω・`)ノ
負けないトレードを意識した
FXで勝てるようになるには、「自分の得意な場所を知る」「自分が負けやすい場所を知る」という2つが重要。
ほとんどの人は優位性があるポイント、つまり「勝ちやすい場所」ばかりに目がいきますが、それ以上に「負けやすい場所を知る」ことがFXで勝つためには大事です。
実際、FXで勝てるようになったきっかけはみんな似たようなもので、勝ちトレードではなく負けトレードの重要性に気づいたとき。

どんなに優位性がある手法でも負けは必ずありますが、優位性がある以上、その手法を続けていれば必ず収支はプラスになるはず。
ねむおの負けトレードの多くも自分のミスによるもので、感情的なトレードでルールを破ったものが負けトレードの大半でした。
FXで負けないためには、FXをギャンブルからトレードにしなければならないヾ(・ω・`)ノ
負けないトレードというのは、「自分のトレードスタイル以外の負けを減らす」という意味で、自分の感情的なミスを減らせば意外と簡単に勝てるようになるのです。
負けたトレードを分析した
ぶっちゃけ、FXで負ける場所というのは多くの人が大体同じです。
たとえば、以下のようなポイント。
✅上位足の抵抗帯に向かってエントリー
✅移動平均線に逆らってエントリー
✅トレンドに逆らってエントリー
✅ナンピンしてエントリー
✅雰囲気とノリでエントリー
✅損切りを設定せずエントリー…etc
負けるトレードの大体は、上記のどれかに当てはまっているものヾ(・ω・`)ノ
これを減らすには、自分の負けトレードを分析し、「自分はどういう場所で負けているのか」のデータを取るのが一番効果的。
そして、「なぜそこでエントリーしたのか」まで考え、同じ負けトレードをしないこと。

負けた直後はイライラしたり、腹が立ったり、気持ちが落ち込んだりしますが、負けた後にやることは熱くなることでも、イライラすることでも、取り返そうとエントリーすることでもありません。
負けたときにやることは、負けたトレードを分析すること。
もし、負けたトレードに悪いところが見つからない場合は、それは勝ちトレードと同じです。
FXの負けトレードというのは、自分のトレードスタイルを破ったトレードであって、勝敗ではありません。
FXで勝ちたいなら、自分の負けやすい部分を分析してみてください<(`ヮ´* )/
空いた時間にひたすら検証した
FXで勝てない理由として一番多いのは、検証が全然足りていないこと。
FXで勝つためには、使っている手法で長期的に稼げるのかどうかの検証が不可欠。
検証していない手法でトレードするのは、コインを投げて表か裏かを当てるようなもので、ただのギャンブルですヾ(・ω・`)ノ

つまり、手軽に片手間でお金が欲しいからFXをやっているのですが、それがFXで負ける理由です。
「どうして負けるのか」と思っている人ほど、検証が全然足りていなく、何となくみんなが使っているインジケーターを使い、何となく伸びそう理由でエントリーしています。
FXはギャンブルでやるものではなく、優位性のある手法で確立と期待値に基づいてトレードしてお金を稼ぐもの。
ねむおも安定して勝てるようになるまでは、毎日空いた時間はひたすら過去検証していました。
自分のトレードルールに沿ってエントリーすると、長期的にどういう結果になるのかを分析し、自分の手法が本当に優位性のあるものなのかを常に検証する毎日。

ちょっと過去のチャートを見て、「あ、ここで入れば勝てる」「あ、ここも勝てる」「あ、こっちも勝てる」「この手法は優位性があるぞ!」なんて思ってトレードすると、ほぼ100%大負けします。
検証はめんどくさいですが、FXで勝ちたいと思うのであれば、空いた時間はすべて検証に費やすぐらいの本気度がないと、いつまで経ってもFXは勝てるようになりませんヾ(・ω・`)ノ
勝てるようになるまでにやめたこと・変えたこと
FXで勝てるようになるには、「何をやるか」以上に「何をやらないか」が重要です。
勝てない人は自分に足りないものばかり考えますが、本当に考えるべきはやってはならないことをやめること。
つまり、足し算ではなく、引き算的な思考。

ほかにも、複数通貨を見るのをやめてドル円だけに絞ったり、手法も逆張りはやらず順張りに徹底。
食事や運動、睡眠など、トレードに悪影響がある部分も、徹底的に変えていきました。
「そこまでやる必要あるの?」と思うかもしれませんが、少しでも勝てる可能性が上がるのであれば、ねむおは何でもやりましたヾ(・ω・`)ノ
それが正しいかどうかはわからないのですが、結果として専業5年目でも生き残っているので、一応自分のやり方は間違いではなかったと思ってます。
FXで大負けする多くは自滅が原因なので、やらないことをきっちり決めることが、勝つための一番の近道です。
勝てるようになるまでにかかった期間とその推移
FXで勝てるようになるまでの期間は、人それぞれ違います。
半年や1年で勝てる人もいれば、何年経っても勝てない人もいます。

初心者~半年
自分は天才ではないので、FXを始めた頃は負けてばかりいました。
でも独学では「いつまで経っても勝てるようにならない」と思い、とあるFXサロンに入りますヾ(・ω・`)ノ
そこのサロンでチャートの環境認識、優位性のある手法、メンタルや感情の管理などを教えてもらい、とにかくひたすら検証することに。

サロンで添削とアウトプットを繰り返していくうちに、少しずつ勝てるようになり、半年も経てば月の収支がプラスに。
何も知識がない独学ではFXは難しすぎるので、すでに勝ってる人に教えてもらうのが一番だと痛感しました。
1年目~2年目
ねむおは半年で勝てるようになりましたが、まだまだ安定とは言えない状態でした。
勝率は高いしリスクリワードも良かったのですが、コツコツドカンが大きすぎて、収支はあまり安定せず。
そこからの1~2年は主にメンタルと感情との闘いで、この期間にトレードノートや生活習慣の改善、さらには瞑想まで、さまざまなことを試すことに。

さきほど言ったように、ねむおは徹底的にやりたい性格なので、生活や考え方などをとことんFX仕様に変えることで、メンタルと感情の問題を乗り越えられましたヾ(・ω・`)ノ
ここまでいくと自分のFXスキルにも自信が持てるようになり、専業トレーダーの道に入ることに。
3年目以降
専業トレーダーになってからは、今度は暇との闘いに。
トレードする時間帯は主に東京時間9~11時、欧州時間16時~18時、NY時間21時~23時と決めていたので、ほかの時間が暇で暇で仕方ありませんでしたヾ(・ω・`)ノ
今は空き時間に散歩やランニング、読書やアニメなどで時間をつぶし、けっこう自由な感じで毎日過ごしています。

FXは夢を見て始める人が多いですが、ねむおは最低限の生活費が稼げればそれでいいと思っているので、「稼がないと」みたいな感覚が全然ないです。
それが良いのか悪いのかはわかりませんが、とりあえずもうしばらくはまったりトレード生活を謳歌しようと思ってます<(`ヮ´* )/
これから勝てるようになりたい人へのアドバイス
FXは同じことを繰り返している限りは、いつまでも勝てないままです。
負けたトレードを分析し、「どうして負けたのか」「どうすればよかったのか」を考えることで、少しずつ負けが少なくなっていきます。
ミスや失敗をするのは当たり前ですが、大事なのはそのミスや失敗から何を学ぶか。

ねむおがFXで勝てるようになったのは、とにかく自分のトレードを分析し、改善と対処法を考えたからです。
✅エントリ―回数が多くて勝率が下がっているなら、エントリー回数を絞る。
✅ポジポジ病になっているのであれば、勝つことではなく負けないことを意識し、少しでも違和感を感じるエントリーはしない。
✅負けトレードは「なぜ負けたか」を分析し、勝ちトレードでも「なぜ勝てたのか」を分析して次のトレードに活かす。
✅自信を持ってエントリーできないのであれば、自分のトレードに自信が持てるまで毎日検証する。
そして何よりも、自分の感覚を捨てて、客観的にチャートを見ること。
負ける確率が上がることをやめ、勝つ確率が上がることをやり、事実ベースでチャートを見てトレードする。
これがFXで勝つための唯一の方法です<(`ヮ´* )/
まとめ|「勝てるようになったきっかけ」は“積み重ねの結果”
FXはただやっていれば勝てるようになるわけではなく、自分で勝てるように変えていく必要があります。
ねむおの場合は、自分の感覚を捨てたこと、エントリー回数を絞ったことと、負けたトレードを分析したこと、過去検証をしたことが収支を大きく改善してくれました。
自分の負けやすい場所を知ることで、負けないトレードができるようになり、検証をたくさんしたことで迷いがなくなり、自信を持ってトレードができます。

細かい手法ではなく、もっと大きな目線で「FXで負けないためにはどうすればいいか」を考えると、以外と単純なところに勝てるようになるきっかけがあったりします。
この記事が、FXで勝てるようになるきっかけになるとうれしいですヾ(・ω・`)ノ