最終更新日 2025年7月28日
「FXってギャンブルでしょ?」
正直、ねむおも最初はそう思ってました。
どーも、専業トレーダー歴5年のねむおです(˘ω˘)
FXは運が良ければ増えて、悪ければゼロ。そう思ってる人が大半です。

FXは「ギャンブルとしてやってる人」と「トレードとしてやってる人」がいるだけ。
この記事では、この記事では、「FXはギャンブルなのか?」という疑問に対して、実体験ベースでリアルに答えていきます。
「FXって本当に稼げるの?」と疑っている人にこそ、読んでほしい内容ですヾ(・ω・`)ノ
目次
FXはギャンブル?そう思われる3つの理由
よく「FXはギャンブルだからやらないほうがいい」と言われたりします。
でも、結論から言うと、FXがギャンブルになるかどうかはその人次第で、トレードの手法や戦略によってギャンブルになるかどうかが変わります。

「勝つか負けるかが完全に偶然と運に左右されるゲーム」のことをギャンブルと定義するのであれば、FXがギャンブルになるのは優位性のない手法でトレードしている場合。
FXがギャンブルだと思われるのは、ほとんどの人は表面的な部分でしか判断しないからなのですヾ(・ω・`)ノ
結果が運に左右されるように見える
FXに詳しくない人からすれば、チャートを見て上がるか下がるかを予測してお金を賭けるのは、ギャンブルにしか見えません。
「相場を予測することはできない」と言われることも多く、大多数の人はFXは完全に運ゲーで、勝つか負けるかは運に左右されると思ってますヾ(・ω・`)ノ
それは間違いではありませんが、FXはどんなときでも完全に運ゲーというわけではありません。

チャートには特定の条件、特定の状態がそろったときに、勝率がほんの少し高くなる「優位性が高くなる瞬間」があります。
その優位性が高くなる瞬間にお金を賭ければ、FXはギャンブルではなく、確率と期待値に基づいたトレードに変貌<(`ヮ´* )/
結果が運に左右されるように見えるというのは、正しくは「FXを深く知らない人にはギャンブルに見える」です。
「初心者でも簡単に稼げる」イメージが強すぎる
FXには、どうしても「簡単に稼げる」というイメージがついてます。
「買ったり売ったりするだけで副収入ゲット!」みたいな広告も多く、FXを怪しいもの、危ないモノと思っている人も多いですヾ(・ω・`)ノ
そして、その「怪しい」「危ない」というネガティブワードが、FXとギャンブルを結びつけています。

世間的にはギャンブルはあまり良く思われていませんが、それがまたFXの世間的な印象を悪くしています(´・ω・`)
実際、FXはSNSにも詐欺が多く、初心者が騙されて損をしたという話も少なくありません。
そうした危ない話が増えるほど、世間的にはFXはギャンブルだと思う人が増えていくのです。
実際にギャンブル感覚でやってる人が多い
ねむおのように専業としてFXをやっている人からすれば、FXは確率と期待値に基づいたトレードですが、多くの人は実際にギャンブル感覚でFXをやってます。
FXは9割が負ける世界と言われていますが、ギャンブルトレードをしていれば負けるのは当たり前。
FXは誰でも気軽に始められるからこそ、深く考えず雰囲気とノリでトレードする人がほとんど。

ぶっちゃけ、FXは本気で勝ちたいと思っている人以外は、みんなギャンブルトレードですヾ(・ω・`)ノ
世間的な印象は大多数の意見で決まるので、ほとんどの人がギャンブルトレードしていれば、FXはギャンブルにしか思われなくなります。
でも、そのおかげでねむおのようなトレーダーが勝てるので、個人的にはFXがギャンブルだと思われるのは大歓迎です\(^o^)/
私がギャンブルトレードで大失敗した話
大多数の人たちと同じく、ねむおもギャンブルトレードで何度も失敗してきました。
FXは感情とメンタル管理が命ですが、ギャンブルトレードになると歯止めが効かなくなり、爆死トレードを繰り返すのがホントの怖さ:(´◦ω◦`):
資金管理なし、根拠なし、感情まかせの取引
FXで勝つには、資金管理を徹底し、優位性のあるトレードをし、感覚ではなく論理的にチャートを分析しなければなりません。
でも、ギャンブルトレード時代のねむおは「資金管理なし、根拠なし、感情まかせの取引」をひたすら繰り返していました(´・ω・`)

負けても退場にならないように証拠金に適正な損切りを決める、検証を元に優位性が高いポイントでエントリーする、感覚ではなく客観的にチャートを見る。
ギャンブルトレードは、FXで勝つために必要なトレードとは真逆。
幸いねむおはこうしたトレードからはすぐに脱出できましたが、ギャンブルトレードのままなら間違いなく今の自分はいないですヾ(・ω・`)ノ
「取り返したい」がすべてを壊した日
ねむお的に、FXで一番難しいと感じるのは、負けた後の感情のコントロール。
頭では負けてもいいとわかっていても、実際に負けるとイライラして、損失を取り返したくなるもの。

「取り返したい」という気持ちが強くなるほど、エントリーしたい気持ちが抑えられず、優位性がないポイントでもエントリーしてしまう。
その結果、負けが負けを呼び、ギャンブルトレードが加速、今までの利益を吹っ飛ばすことにヾ(・ω・`)ノ
ねむおがギャンブルトレードのホントの怖さを実感したのは、ポジポジ病とギャンブルトレードが組み合わさったときでした。
「当てよう」とする思考が全部裏目に出た
ギャンブルトレードの特徴として、すべてのトレードで勝とうとすること。
確率と期待値に基づいたトレードでは、勝つことはそれほど重要ではなく、「勝つときにどれだけ勝つか、負けるときにどれだけ負けるか」が重要です。
一方、ギャンブルトレードは勝つことがすべてなので、常に相場を予測しようとします。

でも、相場を予測することは誰にもできず、予測しようとする思考が裏目に出て、高いときに買い、低いときに売るという典型的な負けトレードをしていました(´・ω・`)
FXは上がったからロング、下がったからショートみたいなトレードをすると、びっくりするぐらい簡単に負けます。
当時のねむおは根拠のない自信があったので、それがまた相場を予測し、ギャンブルトレードを加速させた原因のひとつです。
FXをギャンブルからトレードに変えた3つの意識改革
ねむおが安定して勝てるようになったのは、FXをギャンブルからトレードに変えてからです。
ギャンブルは勝つか負けるかが完全に運任せなので、「安定」して勝つことはできません。
でも、FXは戦略次第でギャンブルから、優位性のあるトレードに変えることができます。

「感覚」ではなく「優位性」で考える
FXをギャンブルからトレードに変えるには、「優位性がある手法」でトレードする必要があります、
FXの優位性とは「長期的に見て有利になる手法」のことで、短期的な負けはあっても、長期的にトレードしていればプラスになる手法のこと。
ほかにも、手法の勝率は50%以下でも、リスクリワードが1:2以上ある手法の場合は、勝率が30%以上あれば長期的に見ればプラスになるため、この場合もFXでは「優位性がある」と判断できます。


そしておもしろいことに、優位性がある手法を使っていると、連敗して「もうダメかも…」と思っても、ちゃんとルール通りにトレードしていれ収支はプラスになります。
ギャンブルの定義を「勝つか負けるかが運に左右されるゲーム」とすれば、優位性のある手法を使っている限り、FXはギャンブルにはなりません。
「そろそろ上がりそうだからロング」「これだけ上がったんだからそろそろ下落する」と感覚的にトレードしている場合のみ、FXはギャンブルになるのです。
「資金を守る」ことを最優先にした
ねむおはギャンブルトレードをしていた頃、「このままじゃお金がなくなる」と思い、資金管理を徹底しました。
具体的には、1回1回のトレードでの最大損失額を決め、資金を守ることを最優先にしたのですヾ(・ω・`)ノ
今では資金管理はFXで何よりも大事なことだと本気で思ってますが、資金管理はFXをギャンブルからトレードに変える第一歩。

たとえば、コツコツ利益を積み重ねて、1回のトレードで利益をすべて吹き飛ばすのであれば、勝率が90%あったとしてもそれはギャンブルと変わりません。
大事なのは「勝つときにどれだけ勝つか、負けるときにどれだけ負けるか」であって、勝率が高いことが正義ではないのですヾ(・ω・`)ノ
ギャンブルトレードから抜け出すには、損失額をコントロールすることが不可欠。
「確率×期待値」で戦略を固定化した
「FXは優位性が大事」と言うと、「為替は先なんて絶対に読めないのだから、結局FXはギャンブルにしかならない」と突っ込んでくる人も少なからずいます。
「為替は先なんて絶対に読めない」という主張に真面目に回答するなら、答えはイエスですヾ(・ω・`)ノ
チャートの右側は誰にもわかりませんし、どれだけ優位性がある手法であっても、勝率100%はありえないので「為替の先なんて読めない」ということになります。

チャートの右側を完璧に予測できなくても、確率と再現性を武器にトレードすれば、長期的にFXで勝つことができます。
ねむおは、自分の手法の「勝つ確率×勝ったときの利益」「負ける確率×負けたときの損失」を計算し、確率と期待値に基づいた戦略に固定しました。
そうすることで、1回1回の勝ち負けにこだわることなく、長期的な目線でトレードができるように。
チャートを見るときと同じく、FXは感覚ではなく論理的に考えることが大事です<(`ヮ´* )/
FXをギャンブルにしてしまう人の特徴とは?
FXをギャンブルにしてしまう人には特徴があるもの。

絶対とは言いませんが、以下に当てはまる人はギャンブルトレードしている可能性が非常に高いですヾ(・ω・`)ノ
勝ちたい気持ちが先走ってルール無視
FXがギャンブルになるのは、優位性を持たずに感覚的にトレードしているからであって、決してFX自体がギャンブルなわけではありません。
そして、FXをギャンブルにしてしまう人は、勝ちたい気持ちが強すぎて、ルールを無視したトレードをしがち。
たとえば、エントリー根拠を甘くしたり、トレードする時間帯を守らなかったり、損切りができなかったりなど。

FXをギャンブルとしてやっていれば、長期的には必ず負けるのが運命ヾ(・ω・`)ノ
カジノが絶対に破綻しないのは、数人は大勝ちしたとしても、大半の人は負けるという長期的な優位性を持っているからです。
FXをやるのであれば、カジノのプレイヤー側ではなく、胴元であるカジノ側の目線で、長期的な優位性を元にトレードすること。
トレードルールを無視したトレードは、カジノの参加者、つまりギャンブル的な行動です。
検証せずに感覚でエントリー
「FXに優位性なんてない」という人がいますが、これは真剣に過去チャートを検証していないから出るセリフのひとつ。
チャートというのは相場参加者の心理の集合体で、人間の心理は完璧ではありませんがそれなりにパターン化できます。
たとえば、暴落が起きると損失から逃げようとして衝動的に売ってしまうのも、相場参加者の心理のひとつヾ(・ω・`)ノ

こうした相場参加者の心理がチャートになって表れている以上、「どこで利確されるか」「どこで売りや買いが入りやすいか」「損切りが溜まっているラインはどこか」といったポイントを見つけることで、優位性のあるトレードができます。
ギャンブルとトレードの違いは、検証に基づいた優位性のあるポイントでエントリーできるかどうか。
FXをギャンブルにしている人は、検証をせずに感覚でエントリーしています。
FXで安定的に勝つためには、検証からは決して逃れられません<(`ヮ´* )/
連敗後にロットを上げて取り返そうとする
FXのギャンブル的な行動で一番危険なのは、取り返そうとしてロットを上げてしまうこと。
基本的に負けた後はロットを下げる、勝ったときにロットを上げるのが正解ですが、ギャンブル思考の人は真逆の行動をしてしまいます。
とくに連敗後は気持ちも熱くなっていて、ポジポジ病も併発している可能性が高いため、ロットを上げてしまうとかなり致命的(´・ω・`)

ギャンブルは長い目で見れば必ず負ける運命にありますが、掛け金を上げてギャンブルをすれば負けるのが早くなるだけ。
FXで一文無しになったり、借金を背負ったりするのは、ロットを上げてギャンブルトレードをすることが原因です。
ロットを上げるのは勝てるようになってから、間違っても負けたときにロットを上げるのはやめておきましょうヾ(・ω・`)ノ
【まとめ】FXをギャンブルにしないために大切なこと
FXはギャンブルではなく、ノリと雰囲気と感覚でトレードしている人がギャンブルにしているだけ。
これがねむおの結論ヾ(・ω・`)ノ
FXが本当にギャンブルなら、ねむおが5年も専業として勝ち続けられませんし、ほかの専業トレーダーもみんな嘘ということになります。

FXをギャンブルにしないためには、運ではなく確率、感覚ではなく優位性でトレードしなければなりません。
ギャンブルを続けていればいつか必ず破産するので、FXをやるならしっかり検証に基づいた優位性のあるトレードをしてみてくださいヾ(・ω・`)ノ