最終更新日 2025年8月1日
「なんで自分だけ、こんなに負け続けるんだろう…」
FXを始めた頃、何度もそう思いました。ルールを守っているつもりでも、なぜか勝てない。
負けが続くと焦って無茶なトレードをして、また負ける。このループ、誰もが経験したことがあるはず。
どーも、FX専業トレーダーのねむおです(˘ω˘)

でも、勝てるようになった今振り返ると、あれは「負けるべくして負けていた」と思ってます。
この記事では、FX歴7年・専業5年のねむおが、どんな負け癖を持っていたのか、どうやってそれを克服したのかをリアルにお話しします。
もし今「なぜか勝てない…」と悩んでいるなら、きっとヒントになるはずですヾ(・ω・`)ノ
目次
なぜFXに「負け癖」がつくのか?
FXでは自分の負け癖を知ることがとても大事。
なぜなら、FXで勝ち続けるためには「自分はどういうときに負けているのか?」を知る必要があるからですヾ(・ω・`)ノ

なので、まずは「なぜ負け癖がつくのか?」を理解することで、対策も考えやすくなります。
トレードがギャンブルになっていた
ぶっちゃけ、FXで負ける原因のほとんどは感情的なもの。
たとえば、勝ちたい感情が強すぎて冷静さを失ったり、ポジポジ病になったりして、トレードがギャンブルになってしまう。
FXで勝つにはギャンブルではなく、優位性のあるトレードをしなければなりませんが、その邪魔をするのが人間の感情ですヾ(・ω・`)ノ

とくに、ギャンブルトレードで勝った経験があると、FXで負け癖がつきやすいです。
間違ったエントリーで勝つと、「ここも勝てるんだ」と勘違いして、次も同じようなエントリーをするようになります。

でも、それは単なる偶然で勝っただけなので、長期的には優位性はなく、次第に負けのほうが多くなる。
その結果、甘いエントリーで負け癖がつくようになり、勝ち方を忘れてしまうのですヾ(・ω・`)ノ
自分でも気づかない“破壊的な習慣”がある
人は他人の欠点は見えても、自分の欠点には中々気づけない生き物。
FXではまさに「自分の欠点に気づけない」ことが命取りになりますヾ(・ω・`)ノ
負けた後にイライラしてポジポジ病になる、感情的になってロットを上げて1回のトレードで取り返そうとする。

ねむおの経験から言っても、FXは感情のコントロールができない人は100%負けます。
今までたくさんの人を見てきましたが、負けた後に感情的になる人で、安定して勝ち続けてる人は見たことありません。
負け癖がつくのも、感情的な行動で負けることが多くなり、その負けがまた感情的な行動と負けを呼ぶからですヾ(・ω・`)ノ
自信喪失が「焦りトレード」につながる悪循環
FXで負ける原因のほとんどは感情的なモノですが、自信喪失な状態も負け癖がつきやすい状態です。
自信がないと1回1回のトレードにドキドキし、「負けられない」と焦ったトレードをしがちになります。

自信喪失の状態でトレードをすると、負けられない気持ちが強くなりすぎて、損切りができなくなる。
損切りができないと負けたときの損失が大きくなり、その負けでまた自信がなくなり、ますます損切りできなくなるループヾ(・ω・`)ノ
FXは優位性に基づいた手法で淡々とエントリーしないと勝てませんが、自信喪失でルールを破ると負け癖がつき、いつしかまったく勝てなくなります。
私がハマった“負け癖のループ”実体験
ねむおはFXを始めて2年で専業になりましたが、順風満帆に専業まで行ったワケではありません。
専業になるまでにたくさん失敗しましたし、負け癖にハマって全然勝てなくなった時期もありました。

参考までに、ねむおがハマった負け癖をシェアしておきますヾ(・ω・`)ノ
勝った後に気が緩む → 全戻し
今でこそ、ねむおはある程度感情をコントロールできてますが、FXを始めた頃はまさにギャンブルトレーダーでした。
勝つと全力で喜び、負けるとイライラして、連敗するとモニターを殴るようなアホみたいなトレーダーヾ(・ω・`)ノ
そんな状態だと、勝ったとしても「勝ち続けること」はできず、いつも勝った後に気が緩み、甘いエントリーをして利益を吹っ飛ばすの繰り返しです。

そして実際に負けると、問題ないとか言ってたくせにイライラして、取り返したい気持ちに抗えずさらにポジポジする。
ねむおの負け癖が一番ひどかったのがこのパターンです(´・ω・`)
勝てない時ほどエントリー回数が増えた
ねむおがよくやっていた負けパターンは、ボラがない時間にエントリーしたり、レンジ相場なのに手を出したり、焦って本当のエントリーポイントより早くエントリーしたりなどです。
相場が今よりもわかってなかった頃は、レンジ相場でちょっとレンジを抜けたくらいでエントリー、反転したらその方向にエントリーみたいな負けパターンを繰り返してました(´・ω・`)

正直、ねむおが一番FXで難しいと感じるのは、「負けた後に、負けを取り返そうとする感情を制御すること」だと思いますヾ(・ω・`)ノ
負けた後は自分で思っているよりも感情的になりがちで、何かと「エントリーしてもいい理由」を探してしまうもの。

でも、そこは高確率で良いエントリーポイントではないし、冷静に見ると「なんでここで入ったんだ?」と思うようなところばかり。
負け癖がひどくなるのは、負けた後の行動が制御できず、無限エントリーを繰り返すときです。
負けを記録するのが嫌で検証から逃げた
今でこそ「FXで何が一番大事?」と聞かれると「検証!\(^o^)/」と答えますが、昔のねむおは検証なんて全然やってませんでした。
トレードノートをつけるのが大事なのもわかっていましたが、負けトレードを記録するのが不快すぎてまったく続かない。
検証もしないし、トレードノートもつけない、そんな状態で勝てるはずもなく、どんどん負け癖にハマることに…(´・ω・`)

当時のねむおは続けていればいつか勝てる日が来ると思ってましたが、負け癖は自然と克服されるものではなく、自分で改善して直すものヾ(・ω・`)ノ
「なんか負け癖ついてるな?」と思ったとしたら、それは検証が足りていないことのサイン。
結局、ねむおは検証とトレードノートをコツコツ続けることになりましたが、最初からやるべきことをちゃんとやっていれば、負け癖にハマらなかったと思ってます。
FXで負け癖を克服するためにやったこと
FXで負け癖を抜け出すためには、勝つために必要なことをやらなければいけません。
負けることは当たり前でも、負け癖がつくのは何かが間違っている証なので、できるだけ早く克服しておきたいところ。

エントリーしない条件を書いて貼る
ねむおは負け癖がひどくなりすぎたとき、自分の負けパターンを分析した上で、モニターの横に「やっちゃいけないこと」を書いて貼ってました。
紙に書いてないときは、「もう今日はやらない」って決めても、相場がいい感じの動きをしたらすぐエントリー(ノ`Д´)ノ
でも、紙に書いて常に目に入るようにしてからは、そういうミスをすることはなくなりました。
紙に書いてたのは、
✅ボラがない時間、とくに昼はエントリー厳禁。
✅レンジの幅が小さいときはやらない。
✅逆方向に行ったときに「戻るだろ」という希望的観測を入れない。
✅小さい視野ではなく大きな視野でチャートを見る。
✅安易な逆張りは厳禁。
とかで、10個ぐらい書いて貼ってましたヾ(・ω・`)ノ
「〇〇になっていれば」みたいな考えだと負け癖は克服できないので、負けパターンを分析して、言い訳しない環境を作ることに時間を使うほうが効果的です。
これだけでも突発的なエントリーがかなり防げるので、負け癖からも抜けやすくなります<(`ヮ´* )/
トレードノートで“癖”を視覚化した
負け癖の克服には、トレードノートをつけて自分の癖を視覚化するのがおすすめ。
ちゃんとノートに記録として残すことで、1回1回のエントリーの振り返りと反省ができ、トレードのダメな点の改善ができます。
ねむおは以下のように、スプレッドシートで毎日トレードノートをつけてましたヾ(・ω・`)ノ

日付、時間、通貨、ポジション、獲得pipと損益など基本的なことを記録し、「なぜそこで入ったのか」「利確や損切りはどういう根拠でしたのか」などを詳しく書いてました。
そして、土日に1週間のトレードをひとつひとつ見直して、反省できる部分を改善し、次の週に改善を実行したトレードをする<(`ヮ´* )/

ねむおも負け癖をデータとして集め、負けたときの形をちゃんと覚え、そこはやらないと決めて負けがかなり減りました。
もちろん、エントリーする場所はそれなりに減りますが、負け癖からは確実に抜け出せるはずです。
安定して勝てるようになるまでは、ぜひトレードノートをつけてみてくださいヾ(・ω・`)ノ
リスクリワードではなく勝率を上げる
よくトレードではリスクリワードが大事と言われますが、負け癖がついているときはリスクリワードよりも勝率にこだわったほうがいいです。
正直、FXはリスクリワードさえ良ければ1勝9敗でもプラスにすることはできます。
なので、人によっては勝率を重視していない人もいますが、ねむおの経験的に、心理的な負担を考えると負けトレードを減らしたほうがストレスが格段に減って楽です。

だからこそ、負け癖がついているときはとにかく勝率を上げて、自分のトレードの自信を取り戻すことが最優先!
ねむおが負け癖を完全に克服したのは、とにかく負けトレードを減らし、いつも通りのトレードができるようになったとき。
リスクリワードはしっかり自分のトレードができるようになってから追求し、まずは負け癖を克服するために勝率を上げてみてください\(^o^)/
FXの負け癖に悩む人へのアドバイス
負け癖がついているときは「もうこのまま勝てないんじゃないか‥」と思ったりしますが、それは自信喪失しているサインヾ(・ω・`)ノ
負けるとイライラし、落ち込み、自信がなくなっていきますが、大事なのは自暴自棄になることではなく、それでも正しいことをすること。

「負けを恥ずかしい」と思わなくていい
たまに「負けることが恥ずかしい」と思ってる人がいますが、それではFXはやっていけませんヾ(・ω・`)ノ
言うまでもなく、FXは確率と期待値のゲームなので、絶対に負けない手法なんてものはないからです。
たとえ勝率60%の手法を使っても、5連敗する確率は1.024%、1日平均3回トレード、月60回トレードする場合だと、2ヶ月に1回は5連敗する可能性があるということ。

FXで大事なのは「負けないこと」ではなく「負けから何を学ぶか」。
負けトレードでも、それが自分のルール通りのエントリーなら、結果はどうあれそれは勝ちトレードと同じです。
一方、自分のルール外のトレードで勝っても、それは勝ちではなく負けトレード。

「何をすれば勝てるか」より「何をやめれば負けないか」を意識
ほとんどの人は勝てる手法ばかりに目がいきますが、本当に大切なのは負ける原因を取り除くこと。
FXで負けるのは感情的な問題なので、感情的なミスをなくすだけでも、負けトレードはかなり減るはず。
負けた後にポジポジ病になるなら、「負けたらチャートを閉じて外に出る」というルールを作れば、負ける原因を1つ減らせます。

ここでもやっぱり活躍するのは、トレードノート<(`ヮ´* )/
負けの原因を分析し、それを1つずつ対策してつぶすことで、必ず負け癖から抜け出せます。
負け癖があると勝つ方法ばかり考えがちですが、負ける原因に注目するほうが、結果的に勝てるようになるのです\(^o^)/
正しいことを続けていれば勝ち組になれる
人によっては、「FXは楽して稼ぎたい人はやらないほうがいい」と言う人もいます。
でも、ねむおはFXをやる動機は何でもいい派です。
男性ならタワマンに住みたい、キャバクラ行きたいでもいいし、女性ならブランド品を買いたいとか、エステとか美容したいとかでもいいと思います。
仕事をやめたいからでもいいし、毎日遊んで暮らしたいとかでもいいんです。

FXで何かしら達成したい目的みたいなものがあるなら、しっかり努力しないといけません。
FXは正しいことを続けていれば勝ち組になれますが、間違ったことをやっていると何年経っても勝てないまま。
負け癖がついたまま何も改善しなければ、勝てないものは勝てないのですヾ(・ω・`)ノ
自分のトレードの短所を把握し、トレードを改善していくことが、勝ち組になれる唯一の道デッス\(^o^)/
まとめ|「負け癖」は努力で変えられる
FXは負け癖がつくと「もうダメだ…」と思いがちですが、正しい努力をすれば必ず克服でるもの。
ねむお自身、何度も同じ失敗を繰り返してきたからこそ断言できます。
FXの負け癖は、トレードの仕方ではなく、考え方と習慣の問題。

そこから抜け出すには、トレードノートで自分の癖を把握して、エントリーしない条件を厳しく決め、とにかく勝率を上げること。
自分のルール通りのトレードを繰り返していけば、自然と自信も湧き、負け癖を克服できるはずです。
この記事が、負け癖に悩んでいるトレーダーの参考になればうれしいですヾ(・ω・`)ノ