最終更新日 2025年7月9日
「FXって難しそう」「何から始めたらいいの?」
私も最初は同じように感じていました。
こんにちは、FX歴7年・専業トレーダー歴5年のねむおです(˘ω˘)
FXを始めたばかりの初心者の人は、「まず何をやればいいのか」わからない人も多いと思います。
この記事では、私の実体験をもとに「FX初心者がまずやるべきこと」を徹底的にわかりやすく解説します。
「勉強してからやろう」と思ってる人こそ、この記事を読んで行動のきっかけにしてもらえたら嬉しいです!ヾ(・ω・`)ノ
目次
FX初心者がまずやるべきこと7選【結論から解説】
FX初心者がまずやることは、実際にはそれほど多くありません。
ただトレードするだけなら適当な口座を開設し、お金を入金すれば初心者だろうとすぐにFXを始められます。
ですが、初心者がいきなり自分のお金を使ったリアルトレードをするのは危険で、ほぼ100%に近い確率でお金がなくなるのでやめましょう(˘ω˘)

1. なぜFXを始めたいのか目的を明確にする
ねむおもそうでしたが、FXを始めたい目的を意外と考えていないケースが多いです。
「そんなもんお金に決まってる」と思うかもしれませんが、そのお金を稼ぐ手段がなぜFXでなければならないのか。
世の中にはたくさんの仕事がありますし、FXより簡単に稼げる仕事も山ほどあります。
その選択肢の中から、なぜFXを選ぶのか、なぜFXでなければならないのかを明確化しないと、始めても負けたらすぐに辞めてしまいますヾ(・ω・`)ノ

目的の明確化は、失敗したときやうまくいかないときでも、FXを続けるモチベーションになるので、じっくり考えてみましょう。
2.基本用語を学ぶ
FXを始めるなら、基本用語を頭に入れておくことは基本中の基本。
自分がFX初心者だと思っている人のほとんどは、FXに関する基本的な知識を知らない人もたくさんいます。
たとえば、以下のような専門用語。
- ロット
- 証拠金
- レバレッジ
- 信用取引
- ロスカット
- スプレッド
- スワップポイント
- 通貨ペア
- テクニカルトレード
- ファンダメンタルズ
- インジケーター
- 移動平均線
- 空売り…etc
トレードや金融に関する知識を持っている人でもなければ、普通に生活していく上でこうした専門用語を使うことはまずありません。


でも、これらの用語はFXをやる上では最低限必要な知識ヾ(・ω・`)ノ
ネットに転がっているFXの手法に関する情報は嘘が多いですが、用語など本当に基本的な知識を仕入れるだけならネットの情報で全然大丈夫です。
FX初心者の人は、まずはFXやトレードに関する基本的な知識を頭に入れておきましょう。
3.FX初心者向けのテクニカル分析を学ぶ
FXに関する基本的な知識を頭に入れた後は、テクニカル分析を学ぶ時間(˘ω˘)
基本的な知識を仕入れた後に「よし、さっそくトレードしてみよう!」とする人もいますが、基本的な知識だけでFXをやるのはまさに養分、ネギをしょったカモ、THE・カモネギです。

株や投資の世界ではよく「やりながら覚えればいい」と言われますが、FXの場合はレバレッジをかけてやる以上、「やりながら覚える」ことはおすすめしません。
無論、お金がなくなるからですヾ(・ω・`)ノ
ほかの副業だと失敗しても時間的な損失ぐらいですが、FXでの失敗は汗水垂らして働いたお金が一瞬で消えます。

だからこそ、FX初心者がまずやることはトレードではなく、トレードで勝つための「テクニカル分析」という武器を仕入れること。
テクニカル分析は、チャート分析で値動きを予測する手法のことで、主に以下のようなものがあります。
✅水平線を利用したライントレード
✅移動平均線を特性を利用したグランビルの法則
✅高値や安値でトレンドを見極めるダウ理論
✅収束から拡散のタイミングを狙うボリンジャーバンド
✅トレンドの始まりと終わりを判断するトレンドラインとチャネルライン
ほかにも、移動平均線の上位互換ともいえる「MACD」や、売買のモメンタム(勢い)を判断する「RSI」などのインジケーターを使う手法もあります。
こうした手法で、チャート分析をしながらトレードする方法が「テクニカルトレード」です。

FXには別の手法として、「ファンダメンタルズトレード」がありますが、為替レートをファンダメンタルズで分析するのはFX初心者にはハードルが高いので、最初は知らなくて問題ありません。
初心者は、基本的な知識を仕入れた後に「どんなテクニカル分析手法があるのか」を一通りチェックしておきましょう。
4.過去検証して手法を決める
基本的な知識とテクニカル手法を頭に入れた後は、実際にFXのチャートを見ていきます。
でも、実際にトレードをするのはまだ先で、トレードの前に「過去検証」が絶対に不可欠。

過去検証とは、過去のチャートを分析し、実際にトレードで使える手法、勝てる手法を見つける作業のこと。

トレードしながら学ぶ場合だと、手法が通用するかどうかを判断するには時間がかかりすぎるため、過去のチャートを使い、優位性のある手法を見つけるのですヾ(・ω・`)ノ
FXでの”優位性”とは、確率がどちらかに偏っている状態のことで、適当にエントリーすれば勝率は50%ですが、50%以上あるポイントでトレードすれば長期的に損益はプラスになります。
FXで勝つためには、そうした「優位性のあるトレード」を繰り返すのが基本。
大切なお金を失わないためにも、時間をかけて自分の手で過去検証をおこない、「これならいける!」と自信を持って言える手法を1つ持ちましょう!
5. デモトレードから始めて相場に慣れる
過去検証で優位性のある手法を見つけたら、実際のチャートで実践していきます。
ここでもリアルトレードするのはまだ早く、まずはデモトレードで勝つこと。
「デモトレードだと緊張感がなくて意味がない」という人もいますが、デモでも自分のお金のようにトレードすることはできます(ギャグではありません)。

どんなスポーツでも、練習でうまくできないことは本番でもうまくできないので、まずはデモトレでしっかり結果を出すこと。
相場にお金を賭ける以上、デモトレでしっかり自信をつけることが大事です。
6. トレードルールを作り、ノートをつける
過去検証で見つけた手法を、リアルチャート&デモトレで実践していくと、必ずうまくいかない部分があります。
過去検証では出来上がった止まったチャートを見てますが、実際に動きのあるリアルチャートからは過去検証では気づけない点があるのです。
そこで、トレードノートにエントリーの根拠を記載し、どんなトレードが勝ちだったのか、どんなトレードは負けだったのかを振り返り、自分のトレードルールを作っていく。
▼ねむおが実際につけていたトレードノート


とくに負けトレードの共通点を見つけ、「〇〇のときはエントリーしない」というルールを作ることで、負けがどんどん減っていきます。
FXは勝ちトレードを増やすよりも、負けトレードを減らしたほうが結果的に収支が良くなりますヾ(・ω・`)ノ
トレードノートは、手法の優位性をさらに高めるためにも必須なものなので、ぜひつけてみてください。
7. 小額の資金でリアル口座を開設する
デモトレである程度の結果が出た後は、実際にリアルトレードをはじめていきます。
リアルトレードをするには口座開設が必要なので、目についた業者でリアル口座を開設しましょう。
ちなみに、口座は国内の業者であればどこでも変わりはないので、大手を選んでおけば間違いありませんヾ(・ω・`)ノ

DMMを選んだ理由としては、FX取引高が3年連続1位ということで、「国内で大手なら、まぁ安心だろう」という適当な理由。
ほかの証券会社も一通り試しましたが、やっぱり使い慣れたところが一番楽なので、ずっと使ってる感じです(˘ω˘)
どこがいいか迷ってるなら、DMMを選んでおけば間違いないかと思います\(^o^)/
\公式サイト/
やって良かった!FX初心者が最初に意識すべき考え方
ねむおは何の知識もなく、結構軽い気持ちでFXを始めましたが、一応本気でやろうと思っていたので色々と試行錯誤してました。
その中でも、初心者のうちにやって良かったと感じている考え方が3つほどあります。
FXの世界に聖杯はないと心に刻む
FXや投資の世界には、「聖杯」を求める人が一定数います。
聖杯とは、簡単に言えば「絶対に勝てる手法」というやつで、「知れば勝てる手法」のこと。
たとえば、FXでは「1日1時間で月10万円!」「自動売買で楽に稼げる!」といったモノがあります。
でも、残念ながらこうしたモノはまったくのデタラメで、聖杯があると思うのもFXの世界では養分であり、カモネギですヾ(・ω・`)ノ

FXや相場の世界には絶対勝てる手法なんてモノはなく、チャートの右側を確実に当てられる人もいません。
FXで安定して勝つためにやることは、優位性あるポイントだけでひたすらエントリーすること。
優位性がある手法でも負けるときは負けますし、専業トレーダーでも損切りしたことがない人なんていませんヾ(・ω・`)ノ

「FXや投資の世界に聖杯はない」
このことを深く心に刻んでおきましょう。
自分の「勝ちパターン」を見つける大切さ
FXや投資の世界に聖杯はありませんが、勝ち方自体は無数にあります。
つまり、絶対に勝てる聖杯ではなく、トータルで勝てる勝ち方を見つけるのがFX。
たとえば、移動平均線を使ったトレードで何年も安定して勝っている人がいれば、水平線とダウ理論を使って勝ってる人もいます。
FXの勝ち方は手法の数だけあるといっても過言ではなく、どんな手法でも優位性が少しでもあればFXでは安定して勝てるのですヾ(・ω・`)ノ
FXの勝ち方はひとつではなく、自分に合った聖杯を見つけてみましょう。
資金管理はおまけではなくFXのすべて
FXをやる上で手法以上に大切なのが、資金管理。
具体的には、以下のような方法がFXでの資金管理です。
✅損切りラインを必ず設定する
✅無計画なナンピンをしない
✅ハイレバでのトレードはしない
✅最悪なくなっても死なない余剰資金でやる
✅RR(リスクリワード)を考えてトレードする
✅証拠金に対して余裕があるロットでトレードする
FX初心者が退場していく原因の9割は、手法うんぬんの問題よりも、資金管理が徹底されていないことが原因。
たとえば、損切りを設定せずにエントリーしたり、手っ取り早く稼ごうとハイレバに手を出したり、証拠金に対してギリギリのロットでトレードしたり。
FXにおいて資金管理は手法よりも大切で、初心者に限らずトレーダーであれば何よりも意識しないといけないことヾ(・ω・`)ノ
仮に手法が完璧でなくても、資金管理を徹底していればFXはぜーんぜん怖くありません。
FXは最終的に利益が残ればいいので、資金管理を徹底して負けても退場せず、勝てるときに大きく勝てばいいのです。
「短期間で稼ぐ」は捨てるべき思考だった
FXを始めると、どうしても短期間で稼ぐことを夢みがち。
ねむおも過去検証して手法を見つけて、デモトレで少し結果が出たら「これリアルトレードで勝てば、数か月には数十万、1年後には100万以上稼げるのでは( ゚Д゚)?」と思っていた時期がありました。
でも、FXで稼いでいきたいなら、短期間で稼ぎたいという思考は捨てること。
なぜなら、短期間で稼ごうとすると無理なエントリーが増えて、ポジポジ病になってお金がなくなるからヾ(・ω・`)ノ

短期間で稼ごうと思えば思うほど、お金がどんどんなくなっていくのがFX。
長期目線で稼いでいこう思うほうが、焦りもなく、丁寧にトレードできます。
これからFXを始める人へのアドバイス【専業目線で語る】
最後に、これからFXを始める人へのアドバイスを簡単に語っていきますヾ(・ω・`)ノ
「楽して稼ぐ」より「地味に積み重ねる」が正解
FXは想像以上に地味な世界です。
来る日も来る日もチャートを見続けて、チャンスが来るまでひたすら待ち続ける。
勝ちトレードを繰り返し、負けトレードを反省して改善し、またチャートと向き合う。
FXは楽に稼ぐものではなく、地道に積み重ねていくもの。
楽して稼ぎたいのであれば、別の副業のほうがおすすめですヾ(・ω・`)ノ
SNSの情報は参考程度、自分で検証せよ
FXはSNSでもたくさんの情報がありますが、ねむおの感覚的にはほとんどが偽物です。
だって、フォロワーが数万人もいる人たちが本当に勝ててるなら、どうしてFXは9割が負ける世界なんて言われるのか。
それは、彼らを真似しても勝てるわけではないということヾ(・ω・`)ノ
FXで勝つためには、必ず自分の手での検証が不可欠。
SNSは遊び程度にし、スマホと向き合う時間をチャートと向き合う時間にしましょう。
負けても学びがある、焦らないで続けよう
FXを始めたての頃は、負けるともうダメだ、やっぱり稼げないと思うもの。
でも、どんなことでも最初はうまくいかないのが当たり前で、経験しながらうまくできるようになります。
FXも同じで、負けたからダメなのではなく、大事なのは負けから何を学び、どう改善するのか。

負けたときは自分が無能のように感じますが、焦らず、少しずつ改善していけば、必ずうまくできるようになります。
FXは頑張れば夢が見れる世界なので、ぜひ続けてみてください\(^o^)/
まとめ|FX初心者がまずやることは「準備」と「検証」
FXに関する情報はたくさんあるので、初心者はまずなにをすればいいのか混乱する人も多いと思います。
でも、初心者がまずやることは単純で、簡単にまとめると以下のような感じ。
✅最低限の用語や知識をつける
✅目的を明確にして、デモから始める
✅過去検証で自信のある手法を見つける
✅トレードノートをつけ、自分のルールを作る
✅負けを改善して、勝ちを増やしていく
たったこれだけです。
FXはしっかり準備と検証をすれば、世間で言われているほど怖いものではありません。
ちゃんと1歩1歩進んでいけばFXは勝てるモノものなので、焦らず少しずつ進んでいきましょう!
私自身がFXに興味を持ったきっかけや、どうして専業になったのかは以下の記事で詳しく書いているので、興味がある人は読んでみてください👇
👉 【実体験】FXを始めた理由と続けられた理由|7年のリアルな記録