最終更新日 2025年9月1日
「FXは損切りするから負けるんだよ」
どーも、専業トレーダーのねむおです(˘ω˘)
昔、あるトレーダーのブログでこんな言葉を見て「確かにそうかも…」と思ったことがあります。
たしかに、損切りするたびに資金は減るし、何より精神的にキツい(´・ω・`)

本当に負けるのは、「損切りしたとき」じゃなくて、「損切りできなかったとき」だと。
この記事では、そんな過去の失敗から学んだ「損切りの本質」について、7年の実体験をもとにリアルに語ります。
損切りするから負けると思っている人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいヾ(・ω・`)ノ
目次
そもそも「損切りするから負ける」ってどういう意味?
FXをやっている人であれば、「損切りは絶対にすること」という文章を目にしたことがあるハズ。
ですが、実際には損切りがうまくできない人も少なくありません。
とくに、損切りした後に思っていた方向に動いたとき、「損切りしなければ勝ってた!」と後悔することもありますヾ(・ω・`)ノ

損切りしなければ勝てたという幻想
「損切りするから負ける」と思っている人は、逆に言うと「損切りしなければ勝てた」と思っている人がほとんど。
でも、それは単なる結果論で、「損切りしなければ勝てた」というのは、「損切りしたから助かった」という意味も含んでいるのですヾ(・ω・`)ノ
どういうことかと言うと、損切りしなければ勝てたときはあっても、損切りしなければ今までの利益を一瞬で吹き飛ばすリスクがあります。

「損切りしなければ勝てた」という結果だけに飛びつき、「損切りしなければ大負けしていた」という結果のことは考えない。
それが積み重なると、「損切りするから負ける」という考えになっていきますヾ(・ω・`)ノ
つまり、真実は「損切りするから負ける」のではなく、「損切りしたから助かった」なのです<(`ヮ´* )/
損切り貧乏になることの恐怖
「損切りするから負ける」というのは、損切り貧乏になることの恐怖もセットです。
実際、毎回ちゃんと損切りをしている人ほど、損切り貧乏になって「これって意味あるのか?」「損切りしないほうが良くないか?」という気持ちになっていきます。
いつも損切りに引っかかってから思っていた方向に大きく伸びる経験をすると、「こんなすぐ損切りする必要はない」と思ってしまうものヾ(・ω・`)ノ

ねむおもまさにそうした考えになり、損切りをズラして痛い目を見ることになりました(´・ω・`)
でも、損切り貧乏になるのは、ただエントリーポイントが悪かっただけの話で、損切り自体が悪いワケではありません。
「損切りするから負ける」と思うのは、エントリーポイントのミスを損切りのせいにしているだけなのです(‘ω’乂)バツ
根拠のない損切りが一番危ない
損切りは、明確な根拠があってするもの。
でも、「損切りするから負ける」と思っている人の中には、損切りを固定pipsでしていたり、明確な根拠がないケースも多いです。

後で詳しく解説しますが、損切りは必ず「エントリーの根拠が崩れた場所」でするべきで、感情的な損切りは厳禁。
損切りするから負ける人のよくあるパターンは、5pipsで損切りという固定pipsの損切りか、なんとなく落ちそうだから損切りといった感情的なもの。
損切りの根拠をちゃんと持つことで、損切り貧乏になることも減り、損切りするから勝てるという考えに近づいていきます(・∀・)
ねむおが損切りできずに大損した話【体験談】
FXをやるなら損切りは基本中の基本とも言えるものですが、実際には損切りは奥が深いもの。
FXでは「損切り=損失」なので、お金を減らしたくないから損切りができない人も少なくありません(´・ω・`)

損切りしないで粘った結果、資金の半分を溶かす
ねむおは初心者の頃、損切りしないで粘った結果、資金の半分を溶かしたことがあります(´・ω・`)
ミス自体はありがちなことで、毎回損切り貧乏になってイライラ、「これ損切りするから負けるんじゃん」という典型的なパターン。
今まで損切りしていたから助かっていたことに気づかず、「損切りしなければ勝てた」と自分に都合のいいように解釈していましたヾ(・ω・`)ノ

それ以来、損切りは絶対に守ることに決め、トレードルールを徹底するように<(`ヮ´* )/
実を言うと、専業になってからも同じようなミスをしたのですが、その話は以下の記事で書いているので、興味がある人は読んでみてください👇
見て見ぬふりが一番ダメだった
損切りで一番ダメなのは、含み損になっているのを見て見ぬふりをすることヾ(・ω・`)ノ
ねむおは「すぐ戻るでしょ」「ここで損切りして伸びたらアホらしい」と、自分勝手な都合で損切りを拒否してました。
その結果が、1回のトレードで証拠金の半分を溶かすというもの(´・ω・`)

チャートは「損切りするべき!」とサインを出しているのに、自分の頭の中では「いや、ここは粘るところ!」とチャートを無視すると必ず大負けします。ハイ。
損切りに感情は不要で、すべてはチャートに従うべきだと、ねむおは証拠金の半分を失って気づきました。
ロスカットされてようやく目が覚めた
よく、「人は失敗しないと学ばない」と言われますが、ねむおはこれを真実だと思ってます。
頭でわかっていることでも、行動がついてこないことなんてごまんとありますし、とくにFXでお金を賭けている場合はそう。

そういう意味では、ねむおは決して頭がいいワケでも、センスがあるワケでも、才能があったワケでもなく、ただ人より多く失敗して学んできただけの凡人ですヾ(・ω・`)ノ
でも、だからこそ、FXは失敗から学べば誰でも勝ち組になれると思ってますし、損切りの失敗も含め、とにかく小さく失敗を繰り返すことが成長の近道だと思ってます。
損切りして大負けした出来事は、ねむおにとっては教訓になるほど大事な失敗だったのです\(^o^)/
「損切りするから負ける」は一部の勝者だけの理屈
「損切りするから負ける」は初心者が思いがちなことですが、実は勝ち組の中にも同じことを思ってる人がいます。
でも、その人たちは損切りしたくないからしないのではなく、自分のトレードスキルに自信があるからそうしているだけヾ(・ω・`)ノ

「損切りしない戦略」は超上級者向け
損切りをしない勝ち組のトレーダーは、損切りせずにナンピンすることがほとんど。
ナンピンとは、逆方向に動いたときにさらにロットを足してエントリーすること。
たとえば、ドル円を150.000のときに10lotでロングエントリーした場合、149.500に下がったときに20lotロングでエントリーするといった感じヾ(・ω・`)ノ
149.500まで下がってから上方向に動いた場合、元の150円まで戻った段階で損益はプラスになるという理屈<(`ヮ´* )/

つまり、ナンピンは損益分岐点を変えることができるのです。
勝ち組のトレーダーは、チャート分析や相場を読むスキルが高く、一時的に逆方向に動いても、かなり高い確率で自分が思っている方向に動くことを知っている。
だから、損切りして負けを確定するよりも、ナンピンして損益分岐点を変えることで、高い確率で勝つことができるのです(・∀・)

ナンピンは損益分岐点を変えられますが、逆方向へ動いた場合の損失も大きくなるのが当たり前。
勝ち組トレーダーが言う「損切りするから負ける」という言葉は、これまでの経験が詰まっているからこそ出る言葉なのです。
勝率99%でも、1回の大負けで全部吹っ飛ぶ
おもしろいことに、FXは勝ち組になればなるほど損切りを躊躇いがちになります。
ねむおも専業になって自分のトレードスキルに自信がつくと、「絶対に戻る」と損切りをしなくなりましたヾ(・ω・`)ノ
ぶっちゃけ、損切りせずにナンピンしていれば勝率はほぼ99%ぐらいで、負けることはほとんどありません。

ナンピンはうまくいけば簡単に勝てますが、負けるときはロットも大きくなっているので、損失額はいつもの何倍にもなります(´・ω・`)
専業トレーダーであればそれなりに証拠金がありますが、初心者が真似すると証拠金がすべて吹っ飛ぶこともめずらしくありません。
さきほども言ったように、「損切りするから負ける」ではなく、「損切りするから助かる」が真実なのです<(`ヮ´* )/
損切りしない=破産しない前提の幻想
もし、損切りしないという選択肢がアリなのだとすれば、それは証拠金がたくさんある場合に限ります。
極論を言ってしまうと、損切りせず逆方向に動き続けても、都度ナンピンして損益分岐点を変えていけば、いつかは必ず反発して勝てます。
でも、そのためにはナンピンし続ける資金力が必要で、大きいロットを打てるだけの証拠金がなければお話になりませんヾ(・ω・`)ノ

仮に何千万円も資金があるなら、しかるべきタイミングでナンピンしていけばほぼ100%の確率で勝てるのです<(`ヮ´* )/

ですが、そんな資金力はほとんどの人は持ってませんし、ねむおだってありません(´・ω・`)
だから多くの人にとっての最適解はナンピンではなく、損切りすることなのです。
損切りは“負け”じゃなく“戦略”だと気づいた話
そもそもの話、「損切りするから負ける」というのは、「損切り=負け」という意識があるから出る言葉。
でも、損切りの本質は負けることではなく、戦略的撤退です(`・ω・´)

損切りの目的は「生き残ること」
損切りした後に、思っていた方向に大きく伸びたとき、「損切りさえ設定していなければ負けなかった」と思ってしまうもの。
でも、それは単なる結果論であって、損切りせずに逆方向に動き、大きな損失を抱えてしまうのもまた結果論ヾ(・ω・`)ノ
つまり、損切りは勝つためにするのではなく、生き残るためにするものです。

FXではリスクをコントロールできない人から、大負けして退場していきます。
ねむおは損切りで大損失を喰らってから、勝つための損切りから、生き残るための損切りにシフトしました(`・ω・´)
損切りの精度で勝敗が決まると分かった瞬間
「損切りするから負ける」と思っている人は、以下のような場面を想像してみてください。
150.000でショートし、リスクリワードは1:2で想定、150.250に損切りを設定、149.500で利確予定。
この場合、151円でショートして逆行し、反対方向に動いた場合の損失は25pips。
一方、損切りを設定しない場合の損失は証拠金のロスカットまで止まらない。
損切りを設定したときと設定しなかったとき、どちらのほうがリスクが高いかは一目瞭然ヾ(・ω・`)ノ
損切りはリスクを限定し、損失を少なくするための手段で、損切りの精度によってFXで勝てるかどうかが決まります。
しっかり損切りをルール通りにやり、期待値をコントロールすることで、FXはギャンブルではなく戦略的なゲームになる。

損切りはFXで長期的に勝ち続けるために、戦略として必ず組み込んでおくこと(・∀・)
実際、損切りを徹底してから安定してきた
ねむおは、損切りせずに大負けした後、トレードルールを徹底し、損切りも絶対に守るようにしました。
どんな場合でも最大損失は証拠金の4%まで、一度決めた損切りラインは変えない、リスクリワードを意識して損切りラインを決めるなど。
とにかく「うまく負けること」を意識して、短期的な勝敗ではなく長期的に勝てる戦略を考えて実行しましたヾ(・ω・`)ノ

スキルが上がってくると、長くポジションが持てるリスクリワードが良い場所もわかるようになり、取れるときに1:5などのトレードをすることで、収支はどんどん向上(`・ω・´)
ねむおの今のトレードも、損切りがトレードの軸として、とにかく損失のコントロールを第一にトレードしています。
損切りを負けではなく、長期的な戦略として考えることは、FXで勝ち続けるには大事なことだとねむおは思ってます\(^o^)/
「損切りするから負ける」と思ってる人へ伝えたいこと
FXを長く続けていこうと思うのであれば、「損切り=悪」「損切り=負け」という考えを捨てなければなりませんヾ(・ω・`)ノ
「損切りを制することは、FXを制すること」だと、ねむおは割りと本気で思ってます(`・ω・´)

「損切りしても勝てる」ための考え方
「損切りするから負ける」というのは、損切り貧乏になる恐怖や、損切りしなければ負けないという考えが根底にあるもの。
でも、さきほど言ったように、損切りは自分を守るためにするもので、生き残るための手段だとねむおは思ってます(˘ω˘)

損切りしても損切り貧乏にならず、長期的に勝つためにはリスクリワードを意識するのが不可欠。
たとえば、勝率とリスクリワードの関係は以下のとおりで、リスクリワードが1:2以上あれば、勝率が30%以上でプラスになります。

損切りして損切り貧乏になってしまうのは、損失に対しての利益の比率が低いことが原因ヾ(・ω・`)ノ
たとえ損切りばかりで勝率が低くても、利益をしっかり伸ばすことができれば、FXは長期的にはプラスにできるのです。
リスクリワードを意識することで、「損切りするから負ける」から「損切りしても勝てる」考え方にシフトできます\(^o^)/
損切りしないとただの“ギャンブル”
損切りをしないのは、FXをギャンブルに変える行動。
そして、損切りをしないトレードをしていれば、いつか必ずお金を大きく失います。
SNSには損切りせずに我慢したおかげで大きく勝ったという人もいますが、ああいうことができるのは元々の軍資金があってこそヾ(・ω・`)ノ

FXの資金管理は損切りによってするもので、損切りするからFXはギャンブルではなくトレードになる。
1回1回のトレードで損切りを設定して、リスクをコントロールすることで自分の資金を管理していく。
「損切りするから負ける」と思ってしまうのは、短期的な結果ばかり気にして、長期的な結果に目がいっていません(´・ω・`)
FXを続けていくのであれば、短期ではなく長期的な優位性を考えてトレードしないとダメなのです。
損切りできる自分を褒めてあげよう
ねむおはこれまでたくさんのトレーダーを見てきましたが、FXで資金が足りなくなって退場するほとんどの人は損切りを設定しない人たちでした。
損切りはFXを始めたらまず一番最初に学ぶべきことですが、最初に学んだことを実践するのはなかなか難しいこと(´・ω・`)
慣れてきて何度か勝った経験を積むと、「損切りしなくても勝てる」と自分のスキルを勘違いして損切りを設定しなくなる。
そして、損切りを設定せずにエントリーとは反対方向へ動いた場合、「必ず戻ってくる」と自分に都合の良い言い訳をし、ナンピンなどでさらに損失を拡大する。
これが、FX初心者の鉄板の負けパターンヾ(・ω・`)ノ
損切りさえしていれば、多少負けが続いても退場することはありませんが、損切りを設定していないとたった1回のトレードで退場する可能性があります。
FXで何よりも大事なのは「生き残ること」。

損切りすると落ち込んだ気分になりがちですが、損切りは生き残るための手段だと思い、損切りした自分を褒めてあげましょう\(^o^)/
まとめ:損切り=負けじゃない。生き残るための武器
「損切りするから負ける」は大きな誤解で、真実は「損切りするから勝てる」です。
損切りして負けたり、損切り貧乏になったりするとイライラしますが、損切りしないと1回の負けで退場する可能性があります(´・ω・`)

今でも損切りは自分のトレードで一番最初に考えることで、損切りを軸にトレードを考えてます(`・ω・´)
「損切りするから負ける」と思っている人は、この記事で損切りの考え方を変えてみてください\(^o^)/