【実体験】FXトレードスタイルの選び方|7年かけてスキャルピングに辿り着いた理由

FXトレードスタイル
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最終更新日 2025年7月10日

FXにはいろんなトレードスタイルがあるけど、どれが自分に合うかわからない…

どーも、FX専業トレーダーのねむおです(˘ω˘)

FXで安定して勝つためには、自分のトレードスタイルを決めることがほんとーに大事。

ねむお
私もFXを始めた当初はスイングから入り、最終的にスキャルピングに落ち着きました。

この記事では、FX歴7年・専業トレーダー5年のねむおが、スキャルピングに至るまでの実体験をもとに「自分に合ったトレードスタイルの見つけ方」を解説していきます。

「自分に合ったトレードスタイルを見つけたい」「負けを減らしたい」という人は、ぜひ参考にしてみてくださいヾ(・ω・`)ノ

 

FXのトレードスタイルとは?【全体像と4つの分類】

FXのトレードスタイルには、主に4つの代表的なスタイルがあります。

ねむお的には、トレードスタイルはもっと細かい部分まで決めることなんですが、ここではまず4つのスタイルをざっくりと見ていきましょう。

 

代表的な4つのトレードスタイル

まず前提として、FXのトレードスタイルは大きく分けて以下の4つです。

✅中長期=1ヶ月~数年

✅スイング=数日~数週間

✅デイトレード=1日で手じまい

✅スキャルピング=数秒~数分のトレード

中長期からはじまり、上から順に時間軸がどんどん短くなっていき、一番短いスキャルピングは数秒~数分で決済。

一般的に「トレードスタイル」と言うと、上記の4つのどの時間軸でトレードするかを指しています。

ねむお
ですが、ねむおが思うトレードスタイルは時間軸だけでなく、順張りか逆張りか、どのテクニカル手法を使うか、通貨ペアや時間帯はどうするかまで決めるのが大事だと思ってます。

 

スイング・デイトレ・スキャルの違いを比較

細かいトレードスタイルの決め方について後で詳しく解説するとして、まずは上記のトレードスタイルを比較していきます。

なお、中長期に関してはテクニカル分析というよりも、ファンダメンタルズ寄りのトレードになるので、ここでは比較しませんヾ(・ω・`)ノ

ねむお
FX初心者がいきなり中長期でトレードすることはまずありませんし、スイング・デイトレ・スキャルのどれかを選ぶのが基本です。
資金効率(回転率) ファンダリスク メンタル安定 ロスカット 資金変動 複数通貨 トレンド 労力
スキャル 激しい 不要 大変
デイトレ 中間 あれば良い 中間
スイング 緩やか 必要

1つずつ簡単に解説していくと、

資金効率(回転率):スキャルは元手が少なくても増やせる、同じ金額から始めて一番増える、でもその分、資金変動も激しい。

ファンダリスク:スキャルはポジションを持っている時間が短いので、外的要因に巻き込まれる可能性が低い。スイングは日をまたいでポジションを持つため、外的要因に巻き込まれるリスクが高い。

ハイレバ:スキャルはすぐ損切りするのでハイレバでもやりやすい。デイトレやスイングは損切りが大きいので、ハイレバはリスクが高い。

メンタル安定:スキャルはメンタルが安定しない、判断力が求められるので冷静さが重要、さらに資金効率と回転率が高いので、負けてメンタルが乱れると大負けする可能性もある。時間軸が伸びるほど落ち着いてトレードできる。

ロスカット:スキャはロスカットが早いのでリスクは小さく、ハイレバでも打てる。スイングはロスカットが遅く、ハイレバは危険。

複数通貨:スキャは3通貨までが限界、多すぎるとトレードのチャンスも見極めにくい、デイトレやスイングは複数通貨を見れる余裕がある。

トレンド:スキャはトレンドがなくても入れる、スイングなどは大きなトレンドを取りにいくため、しっかりトレンドや流れを見る必要がある。

労力:スキャは体力が必要、スイングは非常にラク。

見てわかるように、それぞれのトレードスタイルによって、特徴は大きく異なります。

どのスタイルが自分に合っているかを考えるときは、上の表を参考にして、「自分はどんなトレードをしたいのか」を考えてみてくださいヾ(・ω・`)ノ

 

私がスキャルピングに辿り着くまで【体験談ベース】

ねむおは最初スイングから始めて、専業になった今でもスキャルピングでトレードしてます。

トレードスタイルは人によって合う合わないがあるので、スキャルピングが一番とは言いませんが、ねむお的にはスキャルは初心者がもっとも稼ぎやすい方法だと思ってます(˘ω˘)

ねむお
というのも、デイトレやスイングでは成長が実感できず、実力なのか運なのかの見極めが難しかったのです。

 

スイングからスタートした理由

ねむおが最初にやったのは、一度エントリーしたら数日ポジションを持ったままのスイングトレード。

というのも、FXを始めたときは会社員で時間があまりなかったため、スイングトレードが一番やりやすいと思ったのです。

ねむお
仕事から帰ってきてチャートを開き、トレンドからチャートがどちらの方向に動きそうかを分析し、エントリーしたら損切りと利確を設定してチャートを閉じる。

スイングトレードは常にチャートを監視している必要がないので、メンタル的にもめっちゃ楽。

でも、スイングはポジションを持ってから決済するまで時間がかかるため、勝っても負けても自分の実力なのかがわかりづらいのが欠点ヾ(・ω・`)ノ

FXは再現性がなければ勝っても意味がなく、ねむお的にはスイングトレードは再現性が低いトレードスタイルだと感じました。

 

デイトレで感じた限界

そんなこんなで、スイングの次はデイトレに挑戦することに。

デイトレも大きなトレンドを判断してエントリーする手法でしたが、スイングよりも短い時間軸でエントリーと決済をするため、そこそこ再現性を見つけられるだろうと思いました。

ですが、デイトレもチャンスが少なく、帰宅してから寝るまでの2~3時間の間ではほとんどエントリーできない毎日。

ねむお
「そもそもデイトレって、一日中チャートを見れる人にこそ合ってる方法じゃん?」と感じました。

結局、デイトレでも勝ったのが実力なのか、負けたのは運が悪かったからなのかがわからず、「こんなんじゃ安定して稼ぐことはできない」と諦めヾ(・ω・`)ノ

そしてさらに時間軸を短くし、ついにスキャルピングにたどり着くことに。

 

スキャルピングが性格に合った話

スキャルピングを始めたときにねむおが真っ先に感じたのは、「うわぁ、めっちゃ疲れる…(ヽ”ω`)」という感想。

スキャルピングはエントリーと決済を数秒や数分で繰り返すため、常にチャートを監視して頭をフル稼働、勝てば気分は高揚し、負ければ不安とイライラが襲ってくる。

ねむお
正直、スキャルピングに慣れるまでは「これ修行か何かかな…?」と感じてました。

ですが、意外とスキャルピングの回転率と即時性が自分の性格に合っていて、「決断と修正が早い人には最高のスタイルでは?」と思い始めることに。

短い時間でトレードを繰り返し、高い再現性でコツコツ稼ぐ。

結局、ねむおはスキャルピングにどハマリすることになり、トレードの反省をし、改善と試行錯誤を繰り返し、幸い安定的に勝てるように。

 

専業でもスキャルのスタイルを選ぶ理由

デイトレやスイングは会社員にはチャンスが少ないので諦めたねむおですが、専業になった今でもなぜスキャルにこだわるのか。

それは、仮にどのトレードスタイルでも勝てるとした場合、一番稼げるのはスキャルピングだと思ってるからですヾ(・ω・`)ノ

なぜなら、スキャルピングはデイトレやスイングよりもチャンスが多く、損切りも早いのでロットを上げてトレードができます。

ロットを上げれば利益も大きくなるので、再現性のある手法でやればスキャルピングは一番稼げるスタイルなのです。

ねむお
もちろん、負けたときの損失も大きくなりますが、スキャルは負けた後でも取り返すチャンスも多いので、結局稼ぎやすいのです。

もっと言うと、スキャルピングはすぐに決済するため、外的要因でレートが動いたときに、大きく損失を被る可能性が少ないのもメリット。

一方、スキャルピングのデメリットとしては、スキャルピングはすぐ損切りになるので、レンジ相場などでは何度も損切りにあって損失が大きくなること。

そして、一日に何回もトレードして勝ち負けを繰り返すので精神的にも疲れやすく、常にチャートも見ているので目も疲れます。

ですが、総合的に見てスキャルピングのほうがほかのスタイルより圧倒的に稼ぎやすいため、ねむいは今でもスキャルピングをやってる感じですヾ(・ω・`)ノ

 

FX初心者が自分に合ったトレードスタイルを見つけるには?

FXをやる上で、自分のトレードスタイルを決めるのはとても重要です。

逆に、トレードスタイルを決めず、ただなんとなく雰囲気でFXをやっていても、安定的に勝つことはできません。

FXのトレードスタイルは人によって変わり、順張りしかしない人もいれば、逆張りしかしない人もいます。

ねむお
トレードスタイルに絶対的な正解はありませんが、自分の性格(熱くなりやすいのか、いつも冷静なのか)や生活習慣(いつチャートを見れるのか)といった観点から、自分に合ったトレードスタイルを持つことが大事

以下で、自分に合ったトレードスタイルを見つける方法を紹介していくので、まだトレードスタイルを持っていないという人は、参考にしてみてくださいヾ(・ω・`)ノ

 

【手法の選び方】FXトレードスタイルは順張りが基本

FXの手法は、主に「順張り」と「逆張り」の2つに分けられます。

順張りは、トレンドの方向性に沿ってエントリーする手法のことで、逆張りはトレンドとは逆方向にエントリーする手法のこと。

基本的にFXはトレンドの方向に乗る順張りのほうが稼ぎやすいので、初心者は順張りでのエントリーをするのがいいと思います。

順張りトレードのチャート図

逆張りには相場の流れを読むスキルが必要で、「そろそろ反対に動きそう」といった運任せのトレードでは安定して勝てません。

ねむお
逆張りで勝っている人の多くは、長年の経験や知識から自分なりの根拠を持った上で逆張りポイントを見極めているのがほとんど。

初心者がいきなりそうしたポイントを判断するのはハードルが高い、というか無理ゲーですヾ(・ω・`)ノ

逆張りがやりたいのであれば、それなりに経験を積み、買いと売りの勢いを分析できるようになってからがおすすめ。

 

【取引時間】FXは生活スタイルに合わせて時間帯を選ぼう

次は取引する時間帯について。

人それぞれ生活習慣が異なるので、エントリーできる時間帯は人それぞれ違います。

兼業や副業でFXをやっている人は、朝から夜までは本業の仕事なので、NY時間でのエントリ―が基本。

ねむお
ねむおも会社員だったときは、21時~0時ぐらいにトレードしていました。

たまに、会社のトイレでスマホからエントリーするという猛者もいますが、ゆっくりチャートを見れずに適当なエントリーになる可能性が高いのでやめておくのが無難ヾ(・ω・`)ノ

FXの値動きは時間帯によって変わり、同じ手法でも勝率が時間帯によって変わることも少なくありません。

各市場の取引時間は、大体以下のような感じ。

市場の取引時間の図

一番値動きが激しいのが米国のニューヨーク時間で、次が欧州のロンドン時間。

とくにニューヨーク時間は雇用統計や消費者物価指数といった重要な経済指標も多く、ボラティリティが高くなるので注意が必要です。

一方、東京時間は9時~17時までですが、ボラティリティが大きくて値動きが激しいのは9時~10時前後。

11時~14時ぐらいまではチャートが止まったのかと思うぐらい心肺停止の値動きになるので、トレードは控えるのがおすすめ(˘ω˘)

東京時間のチャート

取引する時間帯は、本業の仕事や生活スタイルなどを考え、チャートを落ち着いて見れる時間帯を選びましょう。

たとえば、普通に会社員をやっているのであればニューヨーク時間、パートの人なら欧州時間とニューヨーク時間、夜勤なら東京時間にトレードする、みたいな感じ。

そして、エントリーする時間帯を決めたら、その時間帯だけを監視するのも大事です。

東京・欧州・ニューヨーク時間で値動きの特徴も変わるため、毎日同じ時間帯の市場を観察し、値動きのクセを見つければ勝率も上がっていきます。

ねむお
よく言われる「ポジポジ病」になっている人は、FXのトレードスタイルである時間帯を決めていないことも原因です。

逆に、トレードスタイルで時間帯を決めてしまえば、その時間帯しかチャートを見ないので、必然的にトレード回数も少なくなり、ポジポジ病の改善にも役立ちます。

 

【テクニカル分析】トレードスタイルは軸が命

FXのトレードスタイルの中で一番重要といっても過言ではないのが、「トレードの軸を何にするか?」という点。

テクニカル分析では、ロウソク足やインジケーターなどを使用してチャートを分析しますが、それは「トレードの軸」を持つことと同じ。

そして、トレードの軸というのは「具体的な手法」のことであり、たとえば以下のようなもの。

  • ロウソク足
  • 移動平均線
  • ボリンジャーバンド
  • RSI
  • MACD
  • ダウ理論
  • サイクル理論
  • チャネルライン
  • 水平線トレード…etc

上記のようなテクニカル分析でチャートを判断し、優位性があるポイントでエントリーするのがテクニカルトレードです。

安定して勝ち続けているトレーダーと、いつまで経っても勝てない、あるいは勝率が安定しないトレーダーの違いは、トレードの軸をしっかり持っているかどうか。

トレードの軸がブレブレの人は、負けるとすぐ別の手法を探したり、連敗すると「これは使えない手法だ」とすぐに捨てます。

でも、どんな手法でも必ず負けるときはありますし、連敗するのも普通ですヾ(・ω・`)ノ

ねむお
ねむおが今使っている手法も3連敗とかは全然あります。

大事なのは「一貫性のあるトレードができているかどうか」で、トレードの軸を持っていれば常に一貫性のあるトレードができます。

トレードの軸は、過去チャートで検証をおこない、優位性が高いと判断したものを使うのが基本。

過去チャートでトレードの軸を見つける

最初は他人の手法を真似するのもいいですが、その場合でもきちんと自分で過去チャートでの検証をおこなうことで、より腑に落ちた感覚でトレードができます。

ちなみに、FX初心者におすすめなのは、移動平均線を軸にしたトレード。

もちろん、ボリンジャーバンドやRSIなどほかのインジケーターを使うのもアリですが、ちゃんとインジケーターの特性を理解し、優位性のあるトレードができる状態で使うこと。

 

【通貨の選び方】初心者でも勝ちやすい通貨を選ぼう

FXのトレードスタイルは、手法や時間帯を絞るのも重要ですが、どの通貨でトレードするかも大事。

みなさんは、FXで一番取引量が多い通貨は何だと思いますか?

きっと多くの人はドル円が思い浮かぶはず。

でも、FXで一番取引量が多いの通貨は、実はユーロドル。
その次に、ドル円やポンドルが続きます。

それぞれの通貨には特性があり、同じ手法を使っても通貨によって勝率にブレが出るので、自分の手法がどの通貨に最適かを見極めるのが大切なのですヾ(・ω・`)ノ

ねむお
たとえば、今はドル円のボラが高いですが、数年前はユーロドルやポンドルのほうがボラは高く、とくにポンドは殺人通貨と言われていたほど。

基本的にポンドルやポン円などボラが高い通貨は上級者向け、ボラが落ち着いているドル円やユーロドルは初心者~中級者向けの通貨です。

ボラが高いポン円のチャート

FX初心者は、ドル円などのボラが低い通貨を選択するのがおすすめ。

ほかにも、為替相場は各国の金融政策や金利で大きく動くため、日本に住んでいてFXをやるのあれば、クロス円(円が絡んでいる通貨)を選ぶのもポイント。

また、トレードする通貨が多いと監視したり分析するのも大変なので、安定して勝てるようになるまでは1通貨にすること。

スキャルピングなら多くても2~3通貨で十分です。

 

トレードスタイル選びでよくある失敗と対処法

最後に、トレードスタイル選びでよくある失敗について。

よく、連敗したりするとすぐにトレードスタイルをコロコロ変えてしまう人がいますが、それはおすすめしませんヾ(・ω・`)ノ

なぜなら、トレードスタイルをコロコロ変えても検証データが集まらないので、そのスタイルが正解なのか間違いなのかがわからないからです。

基本的に、トレードスタイルを決めたら1ヶ月はひとつのスタイルに集中すること。

ねむお
勝ちパターンを見つけるには一定の継続が必要なので、焦らずじっくり結果を見ていきましょう。

自分に合わないなと感じたら別のトレードスタイルに変えればいいだけなので、最初から「ずっとこれでやっていく!」と決めなくて大丈夫です。

初心者のうちは色々なスタイルを試してみて、勝率や損益の安定感で判断してみてください!

 

よくある質問(FAQ)

 

Q1. トレードスタイルは途中で変えてもいいの?

ねむお
最初は試行錯誤してOK。ただし、1ヶ月は同じスタイルで検証を続けるのがベスト

 

Q2. スキャルピングは初心者でもできますか?

ねむお
最初は難しく感じますが、時間帯と手法を絞れば初心者でも稼ぎやすいスタイルです。

 

まとめ|トレードスタイルは「決める」より「守る」のが一番難しい

FXでトレードスタイルを持つのは、安定して勝つためには不可欠なもの。

トレードスタイルを持つこと自体はそれほど難しいことではなく、本当に難しいのはトレードスタイルを守ることです。

たとえば、順張りが自分のトレードスタイルと決めたのに逆張りでエントリーしたり、NY時間しかやらないトレードスタイルなのに、今日はボラがあるから欧州時間に手を出したりなど。

決めたトレードスタイル以外のところでエントリーするのが、FXで負ける大きな原因ですヾ(・ω・`)ノ

ねむお
偉そうに言ってますが、ねむおもたまにトレードスタイルを破って負けているので、専業とはいえまだまだ未熟者(ヽ”ω`)

この記事がトレードスタイルを決める手助けになればうれしいですヾ(・ω・`)ノ

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