【実体験】FXにインジケーターはいらない理由|勝てるようになったシンプル手法とは

FX インジケーター いらない
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最終更新日 2025年7月25日

「インジケーターを使ってるのに、なぜか勝てない…」

どーも、FX専業トレーダーのねむおです(˘ω˘)

私も最初はインジケーターを何個も入れて、チャートが虹色になるくらい使っていました。

でも、ある日ふと「これって本当に必要なのか?」と疑問を抱くことに。

ねむお
そこから「インジケーターを捨てたシンプルな手法」に切り替えたことで、チャートがシンプルで見やすくなり、本当の相場の流れがわかるようになりました。

この記事では、ねむおがFXにインジケーターがいらないと思った理由と、実際にどうチャートを分析しているのかを実体験ベースでお話します。

最後まで読むと、これまでと違う視点でチャートが見れるようになるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいヾ(・ω・`)ノ

 

インジケーターは本当に必要?よくある誤解と落とし穴

チャート分析や環境認識をするために、チャートにたくさんインジケーターを表示させてる人は少なくありません。

移動平均線やボリンジャーバンド、フィボナッチやMACD、RSIなど。

ほかにも、インジケーターではないにしろ水平線やチャネルライン、トレンドラインなど、ロウソク足が見えないぐらいグチャグチャに引いてる人もいます。

ねむお
ねむおもはじめの頃は移動平均線を中心に、ボリバンや水平線など、インジケーターをたくさん表示させてチャートを監視していました。

でも、結論から言うと、FXで勝つためにはインジケーターは必要ありません。

なぜなら、インジケーターの役割はほとんどロウソク足で代替できるからです<(`ヮ´* )/

 

インジケーターに依存するほど勝てなくなる理由

前提として、ほとんどすべてのインジケーターはロウソク足が元になって作られています。

移動平均線にしても、指定した期間のロウソク足の値動きを平均化したものなので、ロウソク足がなければ移動平均線も存在しません。

そして、インジケーターがロウソク足を元に表示されるものなのであれば、ロウソク足の動きを見ているだけでインジケーターの役割を代替えできるはず。

ねむお
ロウソク足が出来上がらないとインジケーターもできないため、インジケーターだけを見ていると相場の動きをリアルタイムに分析できず、どうしてもトレードに遅れが生まれます。

スキャの場合はその遅れが致命的になるので、インジケーターだけを見ていると高値で買って、安値で売ることになるのですヾ(・ω・`)ノ

たとえば、1分足で20期間の移動平均線を表示させた場合、今のロウソク足から20本分のロウソク足の終値をすべて足し、20で割った値がMAとして表示されます。

でも、20本分の平均値が今のロウソク足の段階でわかってたとしても、今のロウソク足の状況が過去の状況と変わっていれば、移動平均線は使い物になりません。

移動平均線がロウソク足より遅いチャート図

過去20期間の移動平均線では上げ相場になっていても、現在のロウソク足ではすでに買い圧力がなくなっていて、下がり始めるロウソク足が出ているかもしれない。

そうしたときに、移動平均線だけを見てロングをすると、リアルタイムの相場の状況とは違うので、すぐに逆行して損切りになるのです(´・ω・`)

 

初心者が陥りやすい「見た目重視トレード」の罠

インジケーターがたくさんあるということは、それだけ多くの視点からチャートを分析できるため、優位性の見極めにも役立つと思うかもしれません。

これは初心者が陥りやすい罠で、チャートの見た目がカッコイイからと言って、実際に優位性のあるトレードができるとは限らないのですヾ(・ω・`)ノ

さらに、チャートにたくさんインジケーターを表示させていると、自分がデキるトレーダーになったかのように錯覚するもの。

ねむお
ねむおもインジケーターをたくさん表示させていた頃、自分はデキるトレーダーだと自信満々になったり、たくさんの視点から分析して優位性が判断できると思い込んでいました。

でも実際には、インジケーターを表示させればさせるほどチャートがごちゃごちゃし、肝心のロウソク足が見えにくくなります。

テクニカルトレードのチャートの例

インジケーターの動きに翻弄され、どこもかしこもチャンスに見えてエントリーするも、すぐに逆行して損切りを繰り返す。

トレードで大事なのは見た目や複雑さではなく、本質を捉えたシンプルなチャート分析<(`ヮ´* )/

見た目重視のインジケーターだらけのチャートは、ロウソク足という本質から遠ざかるものなのです。

 

過去の自分が失敗していた原因は「判断の他人任せ」

インジケーターは、いわばロウソク足の動きを代替したものなので、インジケーターに頼るということはロウソク足を蔑ろにするということ。

それはつまり、相場の判断を他人に任せるということ。

ロウソク足を見れば自分で分析できるものを、インジケーターに分析を任せることで、自分は楽をすることができる。

ねむお
過去のねむおもまさにそんな状態で、インジケーターをパッと見て相場をわかった気になっていました。

でも、チャートの本質はロウソク足にあるので、ロウソク足を見ずして相場がわかるはずありません。

「こんなにインジケーターを表示させてるのに、なんで勝てないんだろう?」って、ねむおはいつも思ってましたが、今思えば勝てないのは当たり前の話ヾ(・ω・`)ノ

絶対にインジケーターなんて必要ないとは言いませんが、インジケーターに頼るだけで勝てるほどFXは甘い世界ではないのです。

 

ねむおがインジケーターを全部外した理由【実体験】

ねむおは最初インジケーターをたくさん表示させていましたが、今はロウソク足だけでトレードしてます。

インジケーターをすべて外すのは結構勇気がいりましたが、実際にロウソク足だけにすると、今までわからなかったことがたくさんわかってきますヾ(・ω・`)ノ

ねむお
ねむおがインジケーターを全部外した理由は、以下の3つ。

 

勝てるトレーダーほどチャートがシンプルだった

ねむおはトレーダーの知り合いが多いワケではありませんが、勝てるトレーダーほどチャートがシンプルな傾向があると思ってます。

逆に、ロウソク足が見えないほどインジケーターをごちゃごちゃ表示させているトレーダーは、あまり良くないと決めつけてます(`・ω・´)

ねむお
これは完全にねむおの偏見ですが、チャートがごちゃごちゃしている人は、頭の中もごちゃごちゃしていることが多い。

インジケーターが多いということは、それだけ分析することが多いということなので、頭の中は色々な意見と迷いでごちゃごちゃになりがち。

インジケーターが多すぎてチャート分析ができない図

実際にたくさんインジケーターを表示させていたねむおもそうだったので、おそらくそういう人が多いのではないかと勝手に思ってますヾ(・ω・`)ノ

「再現性のある手法は、シンプルなチャートからしか生まれない」
byねむお

インジケーターを表示させると勝てないワケではありませんが、シンプルなチャートのほうが分析の精度は上がると思います<(`ヮ´* )/

 

シンプルにした途端、相場の「本質」が見えた

インジケーターを表示させていると、どうしてもインジケーターの動きにばかり目がいきがちヾ(・ω・`)ノ。

移動平均線との乖離はどうか、ボリバンはどの位置にあるのか、RSIはどうかなど、インジケーターがあればあるほど、ロウソク足ではなくインジケーターで相場をわかった気になります。

でも、何度も言うように、チャートの本質はロウソク足で、インジケーターはロウソク足の代替でしかありません。

ねむお
インジケーターをすべて外すと、ロウソク足の動きがわかりやすくなり、「今はどういう相場なのか」が見えるようになります。

インジケーターはロウソク足の後追いですが、ロウソク足は常に「今」の相場の状態を教えてくれるもの。

環境認識のチャート画像

もちろん、チャート分析にはダウ理論や水平線など、最低限知識は必要ですが、極論、チャート分析にインジケーターは必要ありません(・∀・)

相場の本質を掴むのに複雑は必要なく、シンプルにしないとチャートの本質は見えてこないのです。

スティーブ・ジョブズもこう言ってます。

シンプルであることは、複雑であることよりもむずかしいこともある。

物事をシンプルにするためには、思考を明瞭にする努力をしなければならないからだ。

FXは手法もチャート分析も、何事もシンプルが一番です<(`ヮ´* )/

 

「ローソク足+水平線」だけで十分だった話

ねむおは専業になってからも、ずっとロウソク足だけでトレードしてます。

チャート分析で使っているのは、ロウソク足と水平線だけで、ねむおはその2つだけで十分だと思ってます(・∀・)

水平線を使う理由としては、インジケーターとは違い、水平線は誰がチャートを見ても同じ場所がポイントになるから。

水平線を引く場所のチャート図

移動平均線やボリバンなどは、人によって値が異なったりしますが、水平線の場合はチャートを見てる誰もが同じ高値、安値に注目します。

チャート分析する上で大事なのは、自分の感覚ではなく、誰が見ても同じように分析する「客観性」。

ロウソク足と水平線の2つは、チャート分析においてもっとも客観性があるもの。

だからねむおは、この2つに注目してチャート分析しているのです<(`ヮ´* )/

 

インジなしでも勝てる!実際の手法と環境を公開

今インジケーターを使っている人は、「インジケーターなしだと不安」「どうやって分析すればいいのかわからない」人も多いと思います。

そこで、ここからはねむおの実際の手法と環境を公開しちゃいます<(`ヮ´* )/

とはいっても、具体的な手法まで公開しちゃうのはアレなので、あくまでさわりの部分のみでご容赦くださいませヾ(・ω・`)ノ

 

ねむおの今のチャート環境

まずは、ねむおの今のチャート環境はこんな感じ。

MT4チャートの画像

ほんとにこれだけで、ロウソク足と水平線以外は何も表示させてません。

モニターは3枚使っていて、1枚はドル円の1分足を大きく表示させ、もう1枚に5分足と15分足と1時間足、3枚目にユーロドルとポンドルを表示させてますヾ(・ω・`)ノ

チャートはOANDAのMT4を使っていて、証券会社はDMM。理由はただはじめから使っていてそのまま使い続けているだけ。

インジケーターを捨てようと思っている人は、ぜひ真似してみてください\(^o^)/

 

シンプル手法のルール:○○だけ見るトレード

手法に関しては、全体公開の場で隅々まで公開することはできませんが、基本的にロウソク足だけを使った手法です。

とは言っても、ロウソク足だけでどうやってトレードするのか気になる人もいると思うので、ちょっとだけ解説ヾ(・ω・`)ノ

ロウソク足のチャート分析の例

ねむおはこんな感じでロウソク足を見てトレードしてます。

もちろん、実際にエントリーするときには、もっと細かい条件がたくさんあるので、ブレイクしたからといってすぐエントリーはしません。

ブレイクだけでエントリーして勝てるならみんな勝てますし、すぐ逆行して損切りにもなりません(´・ω・`)

ねむお
ロウソク足だけを見てトレードするときは、1本1本のロウソク足の意味を考えるのがコツ。

ただチャートとロウソク足を眺めるのではなく、チャート全体とロウソク足の意味を合わせて分析すると、インジケーターでは見えない部分が見えます\(^o^)/

 

エントリー根拠・利確・損切りの基準

詳しい手法は言えないので、抽象的な言い方になってしまいますが、エントリーの根拠はかなーり単純です。

ロウソク足が上に行こうとしてるならロング、下に行こうとしているならショート。

たったこれだけです。

利確に関しては、直近の高値・安値、リスクリワードを考慮して1:1以上で利確します。

ロウソク足の利確位置のチャート図

長く伸びると判断すれば、建値に逆指しを入れて数時間ポジションを持つこともありますが、基本はスキャルなので1:1以上でササっと利確(`・ω・´)

損切りもロウソク足で判断、エントリーしたロウソク足の直近安値・高値を超えたら損切りです。

ロウソク足での損切りポイントのチャート図

利確と損切りはほかの人たちとあまり変わりないので、迷うことはないと思います。

ただ、ねむおの手法は長く持つ場所と、すぐ利確する場所などを明確にしているので、そういう部分が強みかもしれませんヾ(・ω・`)ノ

 

インジケーターは使ってもいい?【補助としての使い方】

ねむおはインジ―ケーターは使ってませんが、インジケーターは一切意味がないと思ってるワケではないです。

インジケーターはロウソク足の代替品ではあるものの、補助として使うのは悪くないと思ってますヾ(・ω・`)ノ

ねむお
大事なのは使い方で、インジケーターに依存したり頼りすぎるのは問題ですが、補助として使うことで分析の役に立つこともあります。

 

補助的に「移動平均線」を使う場面

インジケーターは多すぎるとロウソク足が見えにくくなるので、使うなら1つ、多くても2つにしておくのがおすすめ。

その中でも、ねむおがもし使うのであれば移動平均線を使いますヾ(・ω・`)ノ

移動平均線の使い方は、主に傾きと乖離を見ることで、移動平均線が傾いているのはトレンドのサイン、乖離しているのは買われすぎ、売られすぎの判断に使えます。

移動平均線の使い方のチャート図

ロウソク足の分析に慣れてくれば、移動平均線がなくても、トレンドの判断や買われすぎなどの判断ができるようになりますが、慣れないうちは移動平均線があったほうが確実です。

ねむお
ねむおは移動平均線を表示させていませんが、頭の中で「今は移動平均線乖離がしているからロングはダメだなぁ」とか考えながらチャートを見てます。

移動平均線の性質上、乖離が大きくなれば回帰する力が働くので、乖離に注目することで買われすぎで買ったり、売られすぎで売ったりするのが防げる。

ほかのインジケーターにもそれぞれ特性がありますが、移動平均線が一番ポピュラーでわかりやすいので、使うなら移動平均線がおすすめでっす<(`ヮ´* )/

 

相場の主役はローソク足、インジはあくまで脇役

ねむおがインジケーターを使うのであれば、移動平均線を使いますが、あくまで主役はロウソク足です。

インジは脇役で、ロウソク足の分析の穴を埋めるような補助的な使い方をするのがコツ。

ボリンジャーバンドやRSIといったインジケーターも考え方は基本的に同じです。

ねむお
現在表示されているインジケーターの元は過去ロウソク足なので、現在のロウソク足を見ずに、インジケーターだけでトレードしていると遅れが生じ、簡単に負けます。

ねむおもそうでしたが、インジケーターをたくさん表示させているのに勝てないのは、インジケーターだけに注目して肝心の現在のロウソク足を見ていないことが原因。

FXで勝つためにはインジケーターでなく、ロウソク足の動きをしっかり見ないとダメなんですヾ(・ω・`)ノ

そして、インジケーターを使う場合は、そのインジケーターの特性や役立つ場所、役に立たない場所を最低限は把握しておくこと。

移動平均線はトレンドや乖離があるときには有効でも、レンジ相場ではまったく役に立ちません。

移動平均線が役に立たないチャート図

どんなに有効なものでも、使い方を間違えるとトレードにはマイナスになるので、ちゃんと検証してから使いましょう!

 

大事なのは「自分の頭で考える」こと

インジケーターを表示させているのに、実際には大した検証もせず、ネットに書かれている情報を盲目的に信じて使っている人が少なくありません。

たとえば、ボリンジャーバンドの3σにタッチしたから逆張り、移動平均線の上に出たからロングといった手法は、検証すれば何の優位性がないことがすぐにわかることヾ(・ω・`)ノ

フィボナッチにしても同様で、過去のチャートで検証すれば、とくに優位性があるわけではないことがわかります。

ねむお
自分で検証せず、他人が検証したデータを見て、「このインジケーターは使えるんだな」みたいに使っていると、いつまで経っても勝てません。

そして、どんなインジケーターを使うにしても、インジケーターはロウソク足が元になっていることを忘れず、現在のロウソク足の動きをしっかり見ること。

インジケーターとロウソク足の示す動きが異なっている場合、優先されるのはロウソク足です。

インジケーターは過去で、ロウソク足は常に現在。

そのことを頭に入れておくだけで、インジケーターに振り回されることが減り、ロウソク足から現在の相場環境を正しく分析できるようになります<(`ヮ´* )/

 

まとめ|「インジなし」で勝てるようになったねむおの結論

ここまで書いたとおり、ねむおの結論は「インジケーターはFXで勝つのに必要ない」ですヾ(・ω・`)ノ

ねむおはインジ―ケーター使うのをやめてから、チャート分析の判断力が上がり、再現性も高まりました。

チャート分析は「難しい分析」ではなく「優位性のある行動」が大事で、分析でもっとも優位性の判断に役立つのがロウソク足。

ねむお
チャートにごちゃごちゃインジケーターを表示させてワケがわからなくなっている人は、一度インジケーターを消してみるのがいいかもしれません。

インジケーターが絶対に必要ないとは言いませんが、インジケーターを消してロウソク足に注目すると、相場の分析力は間違いなく上がります。

手法に再現性がない人、チャート分析が苦手な人は、ぜひ参考にしてみてください\(^o^)/

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