【2024年4月17日】ドル円は154円後半、ユーロドルとポンドルはレンジ相場。

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最終更新日 2024年4月27日

2024年4月17日のFXチャート分析をしていく。

当記事は、FXチャート分析および、日々のトレード結果について解説しているものです。

決して売買タイミングを指示、または推奨するものではありません。

自身のトレードに応用する場合は、すべてご自身での判断と自己責任でお願いします。

 

ドル円は154円後半へ

ドル円は相変わらず円安方向へと動いており、レートは154円後半になっている。

昨日の22時30分前後に100pip前後の強い売りが入ったが、すぐに買われて全戻し、上昇トレンドが継続している。

チャートは以下のとおり。

テクニカル的にもレートは移動平均線の上、中期移動平均線との乖離が若干あるが、押しをつけて上がっているため急上昇ではないチャートだ。

急騰や急落した場合は強い売りや買いが入りやすいが、しっかり押しや戻りをつけながら上昇、下落している場合はそのままジリジリ上がっていく可能性がある。

だが、4時間足では昨日の強い売り以外には押し目らしい場所がないので、強い売りが入るかもしれない。

引き続き日銀の為替介入に注意しつつ、短くスキャルピングで狙っていくのがおすすめだ

 

ショートを狙うなら移動平均線を抜けてから

上がっている相場を見ているとついショートを打ちたくなるが、根拠もなく売るのはかなり危険だ。

ここ数日は売られても買われる相場が続いているため、売りよりも買いのほうが強いのがわかる。

そうした相場で感覚的に逆張りをするとすぐにロスカットになり、損切りの嵐である。

日銀の為替介入を考えると、今のチャートや相場でエントリーするならスキャルピングがおすすめだが、ショートを狙うならしっかりと移動平均線を抜けてからにしよう。

たとえば、スキャルピングは5分足を基点にするが、その場合は5分足の短期・中期・長期の移動平均線を下抜けしたときがショートチャンスだ。

昨日のドル円の急落を見ても、テクニカル的には長期移動平均線に反発した形である。

長い下ヒゲをつけているが、実体のロウソク足は長期移動平均線を抜けていないので、売りよりも買いのほうが強いことがわかる。

移動平均線はトレーダーの損益分岐点となるため、注文が集中するポイントでもある。

売るなら買い勢が負けたと判断した瞬間、それまではじっくりチャンスを待つようにしよう。

 

ユーロドルとポンドルはレンジ相場

ドル円は強い上昇トレンドだが、ユーロドルとポンドルのチャートはレンジ相場となっている。

昨日までは強い下落トレンドとなっていたが、下ヒゲをつけて上昇、少しずつ売り圧力が弱くなっているのがわかる。

だが、レート的にはまだ移動平均線の下にあるため、買いが強い相場ではない。

ロングを狙うなら短期移動平均線を抜けてから、中期移動平均線との乖離を埋める方向に狙うのがおすすめだ

5分足でも短期と中期と長期の移動平均線が収束しているため、大きく動きそうなチャート形状となっている。

ドル円でチャンスがない場合は、欧州時間でのユーロドル・ポンドルのトレードが狙えるだろう。

特に5分足で短期と中期と長期の移動平均線を上抜けした場合はロングが検討できるため、しっかり監視しておこう。

 

4月17日の為替ニュースまとめ

4月17日(水)、チェックしておくべき為替ニュースをまとめておく。

  • 議長はインフレについて、昨年末に速いペースで鈍化したものの、その後は一段の進展が見られないと指摘。
  • インフレ率が2%の物価目標に向かっているという、利下げに先立ち必要な確信を得るのにはより長い時間がかかる可能性が高いとの見解を示した。
  • 「労働市場の強さとこれまでのインフレ面での進展を踏まえると、景気抑制的な金融政策が作用する時間をさらに与え、当局としてデータと変化する見通しを指針とするのが適切となろう」と述べた。
  • 「全般的なドル高にどう対応するべきか、世界中の当局者がややフリーズ(停止)状態に陥っている」とブルームバーグテレビジョンで発言。
  • 「残念ながら過去には、この2つが行き過ぎると、他の何かを壊してしまうことがあった」と付け加えた。
  • 「利上げをすれば、地方銀行の危機が起こるだろう。市場にあらゆるダメージをもたらすことになる」
  • 「英国ではいわゆる完全雇用の状態でディスインフレが進んでいる。そのプロセスが順調に進んでいることを示す力強い証拠が今確認されている」と指摘。
  • 「金利に関するわれわれの判断は『(ディスインフレ)プロセスに自信を持つために今どの程度の確認が必要か』ということだ」

 

4月17日の為替相場の経済指標まとめ

4月17日(水)、チェックしておくべき為替相場の経済指標をまとめておく。

時間 指標 重要度
15時00分 英)消費者物価指数[前月比/前年比] 英)消費者物価指数【コア】[前年比] 英)生産者物価指数[前月比/前年比] 英)小売物価指数[前月比/前年比] 英)小売物価指数【コア】[前年比] ★★★
18時00分 欧)消費者物価指数【確報値】
欧)消費者物価指数【確報値】【コア】
★★
20時00分 米)MBA住宅ローン申請指数
21時05分 英)グリーンMPC委員の発言
23時30分 米)週間原油在庫 ★★
25時00分 英)ベイリーBOE総裁の発言 ★★
27時00分 米)20年債入札
米)地区連銀経済報告(ベージュブック)
★★
29時00分 米)対米証券投資【ネット長期フロー】
翌06時30分 米)メスター:クリーブランド連銀総裁の発言(投票権あり) ★★
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