FXだけで生活している人の特徴【FXはメンタルが大事】

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最終更新日 2024年4月28日

FXをやっている人の中には、「いつかはFXだけで生活したい」と思っている人も多いだろう。

実際、FXは勝てるようになれば、サラリーマンをやってるよりも大きな金額を短い時間で稼ぐことができる。

手法に自信があれば、ロットを上げることで利益を簡単に増やせるのがFXのいいところである。

だが、FXは9割が負ける世界と言われているように、現実にFXだけで生活できる人はほとんどいない。

1年~2年ぐらいなら運で何とかなるかもしれないが、3年〜4年とFXだけで生活し続けるのはかなりのトレードスキルが必要なのが事実である。

そこで今回のコラムでは、FXだけで生活している人の特徴について解説していく。

 

FXだけで生活している人の特徴

まず結論から言うと、FXだけで生活することは可能である。

筆者はFXの友達が多いわけではないが、実際に5年以上もの間、FXの収益のみで生活している人がいる。

筆者はFXの収益以外にも収入源がいくつか持っているが、やれと言われればFXだけの収益で生活することは可能である。

以下では、FXだけで生活している人の特徴をいくつか紹介していく。

 

心とお金に余裕がある

たとえば、デモトレードでは勝てていても、リアルトレードになると急に勝てなくなる人が多いのはなぜか。

それは「自分のお金がかかっている」という状態がメンタルを乱し、デモトレードのようにトレードできなくするからだ。

それぐらい、FXとメンタルは密接に関連している。

FXで痛い目を見る人の多くは、メンタルが大きく乱れていて、冷静な頭でトレードできる状態ではないのにも関わらずトレードしていることが原因である。

つまり、優位性のない場所でトレードしてしまうのだ。

余裕がある状態では決して手を出す場面ではないのに、負けていたりお金に余裕がなかったりする場合は「これで勝てばプラスになるから大丈夫」と適当なトレードをしがちになる。

筆者の周りにもデモトレードでいい結果を出していたのに、リアルトレードになった途端にうまくいかなくなり、数日で50万円以上負けた人もいる。

こうした感情に振り回されたトレードを避けるためには「心の余裕」が不可欠だ。そして、心の余裕は基本的には「お金の余裕」から生まれる。

つまり、お金(生活費)に余裕がある状態であれば、心にも余裕ができて冷静にトレードすることができる。

筆者がFXだけで生活するのではなく、複数の収入源を確保した状態でFXをやっているのはこれが理由である。

仮にFXだけで生活できるとしても、収入源や生活のすべてをFXだけに依存するのはやめておいたほうがいいだろう。

 

FXと真剣に向きあっている

FXは短時間で大きな額を稼ぐことができるので、少し勝てるようになるとすぐ「FXで生活できるかもしれない」と安易に思いがちである。

だが大前提として、FXはすぐに勝てるようにはならない。

FXで安定して勝ち続けるためには、膨大な試行錯誤の時間が必要なのだ。

ましてや、少し勝てるようになったとしても、FXだけで生活できるぐらいのレベルになるまでには数年の時間がかかるだろう。

2~3ヶ月プラスの損益になったからといって、FXで生活していこうと考えるのは自殺行為である。

個人的な意見だが、FXで生活できるレべルというのは、2年以上月の収益をプラスに維持できるようになってからだと思う。

でなければ、FXだけで生活していくのは不可能であり、少し連敗しただけでメンタルが乱れ、感情に振り回されたトレードで資金を溶かすのがオチだろう。

FXで生活している人の大半は、毎日何時間もチャートや相場と向き合ってきた人たちであり、片手間にやっている人たちではない。

勝てるようになってからも毎日検証し、常に自分のトレードスキルを向上させようと努力している。

正直、FXで勝てない人の多くは努力量が足りていなく、FXと真剣に向き合っていない人がほとんどだ。

FXだけで生活したいと思うのであれば、本気でFXと向き合う覚悟を持たなければならない。

 

規則正しい生活を大事にしている

先述したことをすべて踏まえた上で、FXだけで生活するために必要なことは何か。

これも筆者の個人的な意見だが、それは「規則正しい生活」である。

さきほど言ったように、FXで冷静にトレードするためには心の余裕が必要だ。

筆者はFXを5年以上やっているが、1回1回のトレードで一喜一憂しているといつか必ず大きな失敗をする。

実際、筆者は勝てるようになってからも大きな失敗をしているが、そのほとんどが自分の感情によるものだ。

  • 「負けた分を取り返そうとロットを上げてトレードする」
  • 「今日は勝ってるからとエッジ(優位性)が明確ではない部分で、負けてもいいと思いトレードする」

だが、負けてもいいと思っているくせに、実際に負けてお金が減るとイライラしてしまう。

イライラした状態でチャートを見ると、些細な値動きが全部チャンスに見えてきて、根拠もないのに勝てると思い込みロットを上げてトレードする。

その結果、1~2時間で30万円以上の金額を負けたことがある。

今ではこうしたトレードは絶対にやらないようにしているが、そのために規則正しい生活が役立つ。

たとえば、

  • 毎日同じ時間に起きる(生活リズムはトレードリズムを整える)
  • 筋トレやランニングで体を動かす(頭がすっきりして相場を客観的に見れる)
  • 血糖値を急激に上げるものを食べない(判断が鈍る)
  • ドーパミンが出やすい食べ物を食べない(リスクを取りやすくなる)
  • 負けた後は散歩やシャワーに行って気分を切り替える(ポジポジ病対策)

これは筆者のトレードルールの一部であり、とにかく頭とメンタルを常に冷静にしてトレードに感情を持ち込まないように心がけている。

FXだけで生活していくためには、手法よりもメンタル面の問題のほうが圧倒的に大事である。

  1. 心に余裕がなければ冷静なトレードはできない。
  2. 冷静なトレードができなければ、FXで勝てない。
  3. FXで勝てなければ、FXだけで生活することはできない。

こういう論理だ。

 

まとめ

FXだけで生活するのは可能だが、FXに生活のすべてを依存させるのはメンタルへの悪影響が大きいため、すべての人におすすめできるものではない。

FXだけで生活するためには、自制心や感情のコントロール、そして常に努力する姿勢が必要であり、勝てるようになったからといって安易にFXだけで生活するのはやめておいたほうがいい。

FXをやっている人は「いつかは専業トレーダになりたい」と思う人も多いが、現実的には会社員との兼業が一番おすすめだ。

それか筆者のように、会社員でなくても最低限FX以外の収入源が複数ある状態、FXの収入がなくても生活に困らない状態でやるのがいいだろう。

これが安定したメンタルでトレードするコツでもあり、FXで勝ち続けるために必要なことである。

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