【2024年4月26日】ドル円・ユーロドル・ポンドルのFXチャート分析。

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最終更新日 2024年4月27日

2024年4月26日のFXチャート分析をしていく。

当記事は、FXチャート分析および、日々のトレード結果について解説しているものです。

決して売買タイミングを指示、または推奨するものではありません。

自身のトレードに応用する場合は、すべてご自身での判断と自己責任でお願いします。

 

4月26日ドル円のFXチャート分析

まずは、ドル円のFXチャート分析をしていこう。

昨日は21時30分に米国の失業保険申請件数、第1四半期GDP、個人消費、さらにGDPデフレーターなどの経済指標があった。

それを受けて、4時間足のドル円のチャートは以下のようになっている。

指標で大きく下落したものの、すぐに買いが入って下ヒゲをつけて上昇、レートは相変わらず155円後半となっている。

短期移動平均線との乖離があり、売り圧力が強くなってくるチャートではあるが、中々売りが入らず高値圏を維持。

為替介入への警戒も続いているが、本当に介入されるのかはわからない状態である。

だが、1時間足だと上値が重たい雰囲気となっているため、ここからはさらに上げづらいチャートと言えるだろう。

5分足で見ると、155.745あたりで大きく売りが入っているのがわかる。

もちろん、このままズルズル上がっていく可能性もあるが、基本的にこのラインを超えるには、昨日の指標以上の「材料」が必要になるだろう。

今日は21時30分から個人所得・支出、PCEデフレーターなどの指標があるが、上記のラインを突破するのか、それとも売られるのか気になるところである。

仮に下落する場合は、1時間足の中期移動平均線との乖離を埋めるぐらいの下落が起こる可能性が高い

そうなった場合、来週は下落のチャートとなるだろう。

 

4月26日ユーロドルのFXチャート分析

次に、ユーロドルのFXチャート分析をしていく。

ユーロドルも昨日の米国の経済指標を受け、チャートが大きく動いた。

4時間足は以下のようになっている。

米国の指標でいったん上に伸びたものの、中期移動平均線にタッチして大幅に売られた。

だが、その後はすぐに買いが入って上昇、現在は中期移動平均線あたりで推移している。

以下は5分足のチャートだ。

ちょうど4時間足での中期移動平均線にタッチしたあたりで、上ヒゲをつけて売られているのがわかる。

この価格帯で大きな売りが入らずに耐える場合、中期移動平均線を抜けると大きく上昇する可能性が高い。

だが、1時間足では中期移動平均線との乖離があり、昨日の指標があった時間のロウソク足で上ヒゲをつけて下落しているため、大きな売りが入りそうな雰囲気がある。

そのため、ロングを狙う場合は4時間足の中期移動平均線を確実に抜けた後、ショートは1時間足の短期移動平均線を下抜けした瞬間を狙うのがおすすめだ。

売りと買いのどちらが強いかをしっかり把握しておけば、そこまで難しいチャートではない。

 

4月26日ポンドルのFXチャート分析

最後は、ポンドルのFXチャート分析をしていく。

ポンドルもユーロドルと同じく、米国の指標で上昇するも売られ、その後上昇しているチャートだ。

下からは短期移動平均線、上には中期移動平均線があるため、短期と中期の間でレンジになる可能性がある。

1時間足もユーロドルと同じく、短期移動平均線を下抜けした場合はショートチャンスがあるだろう。

ポンドルはボラティリティがユーロドルよりも大きいため、抜けるときは大きく抜けるが、戻りもそれと同じく早い。

そのため、エントリーするならスキャルピングで短く取っていくのがいいだろう。

理想は上のチャートのような動きだが、どうなるかはわからないので、突発的な動きにも注意して監視しておこう。

 

4月26日の為替ニュースまとめ

4月26日(金)、チェックしておくべき為替ニュースをまとめておく。

  • コアCPIは前年同月比1.6%上昇と、前月の2.4%上昇から伸びが鈍化。プラス幅の縮小は2カ月連続。日本銀行が掲げる物価目標の2%を3カ月ぶりに割り込んだ。
  • 生鮮食品とエネルギーを除くコアコアCPIは1.8%上昇と、前月の2.9%上昇から減速。
  • 今回の落ち込みは授業料無償化という特殊要因が主因。
  • 鈴木俊一財務相は26日、34年ぶりの1ドル=155円台まで進行している円安に関して、為替市場の動向をしっかり注視しているとし、万全な対応を取っていきたいと語った。
  • 円安対応の必要性を問われたのに対しては「申し上げることはできない」と述べた。
  • 米経済は前期比で予想以上に減速し、ほぼ2年ぶりの低い伸びとなった。一方で、インフレ率は懸念を引き起こすほど高い水準に上昇。
  • 個人消費は2.5%増で、市場予想(3%増)を下回った。食品とエネルギーを除く個人消費支出(PCE)コア価格指数は3.7%上昇と、四半期ベースで1年ぶりに伸びが加速。
  • 「経済成長がゆっくりと減速を続ける一方でインフレが悪い方向へと再び強く上昇すれば、年内の米利下げ見通しはますます実現が遠のきそうだ」と記した。
  • 「変動の大きな項目を除けば、経済はトレンドを上回るペースで拡大を続けている。加えて、輸入の強さは堅調な需要が続いていることを示唆しており、金融当局としては望ましくない状況といえる」と分析した。
  • 「小規模な利下げは軟調な需要に対抗するものであり、途中でインフレ上昇ショックが顕在化した場合、コストをかけずに一時停止することもできる」とした上で、大幅な利下げはECBの信頼性を損なう可能性があるとした。
  • 利下げをためらえば企業の投資意欲が減退し、生産性が低下して世界の競合企業に対して不利になると主張。

 

4月26日の為替相場の経済指標まとめ

4月26日(金)、チェックしておくべき為替相場の経済指標をまとめておく。

時間 指標 重要度
08時30分 日)東京消費者物価指数
日)東京消費者物価指数【除生鮮】
★★★
正午前後 日)BOJ政策金利&声明発表
日)日銀経済・物価情勢の展望(展望レポート)公表
★★★★
15時30分 日)植田日銀総裁の記者会見 ★★★
15時45分 仏)消費者信頼感指数
21時30分 米)個人所得
米)個人支出
米)PCEデフレーター
米)PCEコア・デフレーター
★★★
23時00分 米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】 ★★
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