【2024年5月2日】ドル円・ユーロドル・ポンドルのFXチャート分析。

【PR】この記事には広告を含む場合があります。 
Pocket

最終更新日 2024年5月3日

2024年5月2日のFXチャート分析をしていく。

当記事は、FXチャート分析および、日々のトレード結果について解説しているものです。

決して売買タイミングを指示、または推奨するものではありません。

自身のトレードに応用する場合は、すべてご自身での判断と自己責任でお願いします。

 

5月2日ドル円のFXチャート分析

昨日は深夜3時にFOMCがあり、米国の政策金利は据え置きとなり、それを受けてドル円のチャートは約1円の下落となった。

だが、朝方に為替介入があり約4.5円の下落、一時は153円まで円高方向に振れた。

以下は5分足のチャートだ。

俗に言う「ナイアガラの滝」である。

しかし、レートはすでに半分以上戻しており、現在は155円半ばとなっている。

4時間のチャートでは中期移動平均線に反発した形となり、レートは短期と中期移動平均線の間にある状態だ。

ここから短期移動平均線まで戻るのであれば、為替介入する前のレートに戻ることになる。

明日から日本はゴールデンウィークで4連休となるが、チャートがどうなるか見物である。

1時間足でも短期と中期移動平均線との乖離が大きく、まだまだ上がりそうなチャートだ。 

ロングを狙うのであれば、5分足での中期移動平均線を上抜けし、長期移動平均線までの乖離を埋めるトレードがおすすめである。

ただし、突発的な下落が多い相場状態なので、ロングする場合は短くスキャルピングで狙い、長時間ポジションを持たないようにしよう。

 

5月2日ユーロドルのFXチャート分析

次に、ユーロドルのFXチャート分析をしていく。

ユーロドルも昨日のFOMCを受けてチャートが大きく動いた。

以下は5分足のチャートである。

FOMCを受けてユーロドルは大きく上昇、約60pip前後の上昇となった。

しかし、その後はすぐに売り圧が入り、中期移動平均線で反発、現在は買い圧力のほうが強いチャートである。

4時間足でもFOMCで中期移動平均線にタッチして反発した形となっており、ここから中期移動平均線を上抜けするのか気になるところ。

だが、直近で安値更新をしているので、このまま抜けるのは厳しいのではないかと考えている。

再び中期移動平均線で売られ、短期移動平均線の下にレートが抜けると、大きなショートチャンスがあるだろう。

1時間足のチャートは買い圧力のほうが強い状態だが、FOMCでの天井を超えるのは難しいのではないだろうか。

4時間足の方向性に沿い、短期と中期移動平均線を下抜けした場合は、ショートエントリーが狙える。

 

5月2日ポンドルのFXチャート分析

最後は、ポンドルのFXチャート分析をしていく。

ポンドルもFOMCでチャートが大きく動いた。以下は5分足のチャートである。

チャートの動き的には基本的にユーロドルと同じで、FOMCでドルが下がる変わりに上昇、ほぼ全戻しとなるも再び上昇しているチャートである。

4時間足では短期と中期移動平均線を上抜けしている状態なので、売りより買いのほうが強いチャートとなっている。

ここから売りのほうが強くなるには短期と中期移動平均線を下抜けする必要がある。

1時間足のチャートも買いの圧力が強い状態となっているため、短期と中期移動平均線を下抜けするまではショートは狙えないだろう。

だが、ロングを狙うにしてもFOMCの天井があるのと、短期移動平均線との乖離があるので伸びづらいチャートである。

移動平均線との乖離を埋めるまでは手を出さないほうがいいだろう。

 

5月2日の為替ニュースまとめ

5月2日(木)、チェックしておくべき為替ニュースをまとめておく。

  • 主要政策金利を据え置くことを決定。決定は全会一致だった。金利据え置きは6会合連続となる。
  • 「今年はこれまでのところ、特に確信を深められるようなデータは得られていない」
  • 「インフレに関する指標は予想を上回っている。確信を強めるまで、従来の想定よりも時間がかかりそうだ」と述べた。
  • 利上げに踏み切るには、インフレ率を目標の2%に下げるのに政策引き締めは不十分だという説得力ある証拠が必要だと述べた上で、「その結論を裏付ける証拠はない」と付け加えた。
  • 市場では、日本の通貨当局が円買い介入を実施している可能性があるとの観測が浮上している。
  • 財務省の神田真人財務官は2日、為替介入の有無について、今は話せることはないとして、介入実績は今月末に公表する予定だと述べた。
  • 一方、米国では粘着的なインフレ圧力を背景に利下げ観測が後退し、日米金利差を背景とした円安基調が続いてきた。
  • 高金利にもかかわらず、労働需要は健全な状態が続いており、失業率も低水準のまま。
  • こうした状況が個人消費の堅調な伸びと物価高止まりにつながっている。

 

5月2日の為替相場の経済指標まとめ

5月2日(木)、チェックしておくべき為替相場の経済指標をまとめておく。

時間 指標 重要度
10時30分 豪)貿易収支
豪)住宅建設許可件数
★★★
20時30分 米)チャレンジャー人員削減予定数
21時30分 米)新規失業保険申請件数
米)貿易収支
米)第1四半期非農業部門労働生産性【速報値】
米)単位労働費用【速報値】
★★★
23時00分 米)製造業受注指数 ★★
23時30分 米)週間天然ガス貯蔵量 ★★
米国株引け後 米)アップル決算 ★★★★
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です