【2024年5月3日】ドル円・ユーロドル・ポンドルのFXチャート分析。

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最終更新日 2024年5月3日

2024年5月3日のFXチャート分析をしていく。

当記事は、FXチャート分析および、日々のトレード結果について解説しているものです。

決して売買タイミングを指示、または推奨するものではありません。

自身のトレードに応用する場合は、すべてご自身での判断と自己責任でお願いします。

 

5月3日ドル円のFXチャート分析

今日は21時30分から雇用統計、さらに23時からISM非製造業景況指数がある。

その前にドル円のチャートがどうなっているのか見ていこう。

4時間足のチャートは以下のようになっている。

為替介入で153円まで下がり、7割前後戻した後、昨日は下落相場となった。

レートは為替介入の下限である153円台となっており、中期移動平均線も下抜けしているため、買いよりも売りのほうが強いチャートである。

ここからロングするのは誰がどう見てもリスクが高く、基本的にはショートを狙うのがいいだろう。

1時間足を見ても、一気に為替介入の下限まで来ているのがわかる。

直近で戻りの買いをつけてはいるが、短期移動平均線を上抜けするまではスキャルピングでのエントリーもリスクが高い。

5分足のチャートを見てもわかるように、買われてもすぐに売られるチャートなので、ロングは考えないほうがいいだろう。

今日の雇用統計でどっちに動くかしっかり監視してゆきたい。

 

5月3日ユーロドルのFXチャート分析

次に、ユーロドルのFXチャート分析をしていく。

ユーロドルの4時間足は以下のようになっている。

何度も中期移動平均線で大きく売られていたが、現在は実体のロウソク足で上抜けしているのがわかる。

だが、一気に上がっているので短期移動平均線との乖離があり、中期移動平均線もまだ下に傾いている状態である。

中期移動平均線の上でレンジを作り、その間に短期移動平均線との乖離がなくなり、中期移動平均線も水平になれば一気に買いが強くなるだろう。

1時間足でも短期移動平均線との乖離があるため、押し目を作りそうな雰囲気があるチャート形状である。

しかし、上にはFOMCでつけた高値があり、ここを超えると大きく上昇する可能性もある。

一気に上がったチャートは売りも強くなるので、押し目をしっかり待ってからのエントリーがいいだろう。

5分足でもチャートが一気に上昇してきたのがわかる。

こうしたチャート形状は売られるときは大きく売られるので注意しておこう。

 

5月3日ポンドルのFXチャート分析

最後は、ポンドルのFXチャート分析をしていく。

ポンドルの4時間足は、短期と中期移動平均線を上抜けしている状態で、売りよりも買いのほうが強いチャート形状である。

移動平均線との乖離もなく、直近のロウソク足では下ヒゲを大きくつけて上昇しているため、ここから大きく上げていきそうなチャートだ。

ただし、1時間足は強く上がってきているチャートなので、いったんは大きく売られる可能性もある。

だが、4時間足は買いのほうが強い相場なので、多少落ちても強い力で買い戻されると考えている。

問題は今日の雇用統計だが、雇用統計でドルが上がった場合はポンドルは下落するため、その場合は再び売りのほうが強くなるかもしれない。

現状はユーロドルと同じく、一気に上昇してきたチャート形状なので、スキャルピングであればショートが狙えるポイントもあるだろう。

スキャルピングでショートする場合は、長期移動平均線での反発を考え、短くpipsを取るのがいいだろう。

 

5月3日の為替ニュースまとめ

5月3日(金)、チェックしておくべき為替ニュースをまとめておく。

  • 日本銀行が2日公表した7日の当座預金増減要因の予想値と市場の推計値に大きな開きがあり、介入が要因とみられる。
  • 「財政等要因の数字の下振れが大きく、3兆円程度の円買い介入を実施した可能性が高そうだ」と指摘。
  • 日本時間でなくても24時間体制で介入するとの警戒感を与えることにより、日本の連休や米雇用統計の発表を控える中で一定のけん制をしたかったのではないかとの見方を示した。
  • 円は日米の金利差のために下落しており、当局が円買い支えの介入を重ねて実施するとの観測も弱気心理を完全に鎮めることができていない。
  • 「介入は米国などとの協調が見られない限り、それだけでは効果がないだろう」
  • 「再び160円を超えて円安が進むにはしばらく時間がかかるかもしれない」が、円一段安の可能性は高いとみている。
  • 海外展開や海外から輸入する原材料費の影響などで「昔ほどは円安のメリットは出にくくなっている」という。
  • 円安はドルなど外貨建てでの稼ぎが多い企業の円換算の利益を押し上げる効果があるが、国内中心の事業展開で輸入が多い企業などにとってはマイナスだ。
  • 三菱商事の中西勝也社長は、円安は国力が弱まることにつながる側面もあり、「われわれにとっては利益にプラスになるが、よろしくない」と述べた。

 

5月3日の為替相場の経済指標まとめ

5月3日(金)、チェックしておくべき為替相場の経済指標をまとめておく。

時間 指標 重要度
15時45分 仏)鉱工業生産
仏)製造業生産指数
17時30分 英)サービス業PMI【確報値】
21時30分 米)雇用統計:非農業部門雇用者数
米)失業率
米)製造業雇用者数
米)平均時給
★★★★★
22時45分 米)サービス業PMI【確報値】 ★★
23時00分 米)ISM非製造業景況指数 ★★★★
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