最終更新日 2026年6月11日
ちょっと前に、某証券会社の社長さんが「ウチはAブックなので」と言って、Xでプチ炎上していましたヾ(・ω・`)ノ
ねむおからすればどーでもいいお話なのですが、色々言われている界隈だけに、知らない人も多いと思うのでちょっと書いてみます。
今日のコラムは、日本の低スプレッドの大手証券会社のレート生成の仕組みについて(・∀・)
かなり専門的な話になるので、興味がある人だけお読みください!
日本の証券会社は、2000年代後半にスプレッドの過当競争があったため、実際にカバー先が出しているレートよりもスプレッドが低いというような状況になっています。

しかし、マリーをするときにも顧客の注文がすぐ他の顧客とくっつけるわけではなく、ある程度顧客の注文を宙に浮かせる状態にしているのです。
それは最初に注文があったとしても、そこで必ずしも逆の注文があるわけではないことなどが要因。
そして、同じレートに買いで顧客の注文が1000万通貨があり、売りで2000万通貨あった場合には1000万通貨はマリーをします。
大手証券会社のスプレッドはドル円の場合は大体0.2なので、それを元に計算するとその取引によって証券会社は2000万通貨分の0.2を得られ、額にして4万円の利益を得ることになる。
そして、残った1000万通貨はどうするか?というと、ある程度の時間をかけて顧客がその取引によって損失を被ると考えた場合には、証券会社はカバー先に流さず自社内で完結させ、平均で30pips顧客が負けた場合には300万円の利益が会社に入るという仕組みです。
顧客が勝ちそうな場合は平均レートでカバー先に出し、そのときのスプレッドが0.5だった場合にははみ出した分の0.3(金額にすると3万円)が会社の損失となるということ。
その取引をするにあたって、一定時間注文を浮遊させる時間があることから、その浮遊させている間に利益を重ねるようなスキャルピングというのは単純に証券会社のマイナスになってしまうため、スキャルピングで利益を上げるような人たちは凍結という憂き目にあってしまうケースが出てくるのです(´・ω・`)
でも、そういった行為をあまりにも繰り返すと、金融庁への苦情の電話が入ったり、証券会社の悪評が立つために2013年頃からシステムの改悪が始まり、ブレイクした場所や、ボラティリティーが高まった所ではスプレッドが開いたり、スリッページを起こしたり、その両方を同時に起こしたりするようなことが起きるようになりました。
そしてひどい会社では、ある程度利益が上がりだすと約定拒否が多く発生したり、100万通貨以上になると約定拒否が多く発生するというようなことが起きます。
本当にひどい会社では、6万通貨以上は約定拒否が増えるとかもありますし、日によって約定拒否が起こりやすい設定にするなどもあります。
雇用統計や重要人物の発言がある日は、約定率を落とすというようなことも実際にありましたヾ(・ω・`)ノ

その後に、日本のバイナリーが1分などの短期が規制によって禁止になり、それに向けて禁止になる前にスキャルパーの締め出しがあり、凍結祭りが発生しました。
ちなみに、ねむおはその期間に凍結にはならず、心の中で「みんな嘘つきすぎ。ワイはまったくならんし」って思ってたら凍結の通知がきました(´・ω・`)
そして、大手証券会社が軒並み約定スピードが落ち、約定力も落ち、押したレートと全然違うというようなことが発生しだしたと思ったら、ボラが上がった頃にスプレッドが広がったり、スリッページがひどかったりというような現象がよく発生していました。
そもそもカバー先のレートを見る限り、ドル円であっても日中はほとんどのケースにおいて0.2~0.8で、夕方の16時を過ぎてから若干スプレッドが小さくなってきてというのが現状です。
ある程度ロットを流してカバー先と交渉をして、そこで初めてスプが狭まるという感じなのです。
なので、まったくノミ行為をしない状態で、固定で0.2~0.5のスプレッドで全部流したとしても、それで利益を出せる業者というのは多分数社程度(証券会社の月間のロット数を見るとその程度しかありません)。
でも、日本の業者は有名人を使った広告費や一等地に何フロアも借りたり従業員も沢山おいていることから、ノミ行為をしないでまっとうにやろうとすると利益が全然でないというような現状に陥ってしまいます。
だから、金融庁でノミ行為を禁止にした時点で潰れる、もしくは従業員をかなり減らさないと黒字にできないという状況です(・∀・)

