人生を変える方法は一つしかないという話。

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最終更新日 2025年3月8日

タイトルを見て胡散臭いと感じた人は多いと思います。

「人生変える方法?またありきたりなタイトルだな」と感じる人が多いのは否定しません。

竜崎
実際、自分もこんなタイトルの記事があっても「くだらない」と一笑し、見向きもしないと思います。笑

でもこの記事ではいたって真面目に、人生を変える方法を考えてみます。

とはいっても、「人にたくさん会え」だとか「本を読め」だとか「住む場所を変えろ」だとか、ネットで検索すればすぐに出てくるありきたりな綺麗ごとを述べるつもりはありません。

このエッセイでの人生を変えるキーワードは「創造的破壊」です。

創造的破壊とは、オーストリアの経済学者であるシュンペーターによって提唱された言葉であり、今までにあった既存の製品や技術、構造などが覆され、新しい製品や技術、構造が生まれることを創造的破壊と述べました。

シュンペーターは経済学者なので、主に社会や市場、生産や経済という文脈の中で創造的破壊という言葉を使いましたが、創造的破壊はその中にとどまらず、人生や生き方においても応用できる考え方です。

つまり、人生を変えるには、自分の習慣や生活、環境を創造的破壊しなければならないのです。

 

人生を変えるには行動しかない

まず大前提として、人生を変えたいと願ったとしても、何も行動せずに人生がいきなり変わることはありません。

毎日ダラダラとソファやベッドでスマホをいじり、YouTubeやNetflixなどを見ながら「なんかいいことないかな」「なんかいきなり人生変わらないかな」と思ったとしても、今までと同じ行動、考え方をしている限り、人生が変わることはありません。

竜崎
彼氏や彼女が欲しいと言いつつ、自分からは出会いの場に行ったりせず、ドラマのような自然で運命的な出会いを待ち望んでいるのと同じです。

人は何か運命的なもの、劇的な変化をもたらすもの、大きなきっかけとなるものを待ち望んでいますが、それはすべて自分の行動で引き起こしていくもの。

つまり、人生を変えるには自分から行動を起こすしかない。

たとえどれだけ疲れていても、めんどうくさくても、やる気がなくても、本気で人生を変えたいなら行動を起こすしかない。

よく言われることですが、行動しなければ昨日と今日の自分は何も変わりません。

でも、行動すればほんの少しかもしれませんが、昨日の自分より今日の自分は変わっています。

その変化が成長なのか後退なのかはどういう行動をするかにもよりますが、「変化」という観点から考えれば、行動なくして変化なしが絶対の真理です。

では、人生を変えようと決意したとして、実際にはどういう行動をしていけばいいのか。そこで登場するのが「創造的破壊」です。

 

人生は習慣・生活・環境で変わる

はじめにも言ったように、創造的破壊とは、今までにあった既存の製品や技術、構造などが覆され、新しい製品や技術、構造が生まれることを指します。

たとえば、ガラケーがスマホに代わったりするのは、創造的破壊の典型的な例です。

ほかにも、インターネットやビットコインなんかも創造的破壊の一例だと言えるかもしれません。

竜崎
では、人生を変えるために、この創造的破壊という概念をどう応用すればいいのか。

言うまでもなく、破壊するのは今までの自分の習慣であり、生活であり、環境です。

「創造の前に破壊あり」という言葉のとおり、何かを創る前には、まずは今までのものを破壊しなければなりません。

人生は基本的に習慣、生活、環境によってつくられています。

そのため、人生を変えるには習慣、生活、環境を変えるしかない。

そして、変える前には今まで慣れ親しんでいるものを破壊しなければならない。

何も破壊せずに、何か新しいものを創ることはできません。

変化をもたらすには、必ず矢印の方向は「破壊⇒創造」です。

満タンのコップの中に新しい水を入れられないように、新しく水を入れたいなら古い水を捨てなければなりません。

竜崎
これは「ノーペイン・ノーゲインの法則」、「痛みなくして得られるものはない」と同じ意味です。

何かを得たい(変えたい)と思うなら、痛み(破壊)を受け入れるしかありません。これもまた人生の真理です。

 

人生は捨てないと何も変わらない

人生を変えたいと思っている人が大勢いる中で、なぜ実際に人生を変えることができない人が多いのか。

それは今までの慣れ親しんだ習慣、生活、環境を捨てられない人がほとんどだからです。

現状維持とはとても楽な選択であり、難しいことやわからないことはなにも起きません。

竜崎
何も行動を起こさなければ昨日の自分と今日の自分は変わりなく、生活もいつも通り毎日同じような感じで安心感があり、習慣も同じなのでめんどうなことはやらなくてすむ。

人は不安定だったり不安な状況が大嫌いで、いつも通りの安心感と安定を求める生き物です。

ですが、そうした人間の傾向性は人生を変えるときの足かせになってしまいます。

なぜなら、人生を変えるには現状維持ではなく、現状を破壊して不安定の中に飛びこまなければならないからです。

ダラダラとスマホをいじる時間、映画やYouTubeを見る時間、友達と飲み歩く時間、マンガやゲームをやる時間、のんびり音楽を聴く時間、テレビを見る時間、やりがいのない仕事など、今までやっていた習慣や生活、環境をすべて破壊し、自分が理想とする人生を創造していかなければならない。

何も破壊せずに、創造だけが得意な人はたくさんいます。

今までの習慣や生活、環境を何も捨てずに、無理やり新しいことをやり、頑張っている気になっているタイプの人間です。

ですがそれは、「あっちのおもちゃが欲しい」「でもこっちのおもちゃも欲しい」と駄々をこねる子どもと変わりありません。

今までの居心地の良い習慣や生活、環境を変えずに望みを叶えたいと願うのは、心が贅沢な状態です。

 

理想の人生を思い描く

創造的破壊という概念は、経済だけでなく人生の核心をついている言葉です。

創造することももちろん大切ではありますが、一番大切なのは破壊です。

居心地の良い習慣、生活、環境からを破壊し、理想とする人生のための習慣、生活、環境を創造していく。

竜崎
人生を変えたいと思ったときにまずやるべきことは、「自分はどんな人生にしたいのか?」です。

自分が理想とする人生、目標とする人生がハッキリしていなければ、その人生のための創造ができません。

そこそこお金持ちになりたいのか、結婚して幸せな生活を送りたいのか、仕事で成功したいのか、健康を優先して生きたいのか、自由気ままに楽しく生きたいのか、友達や人脈が多い人生にしたいのか。

人生を変えたいと思っているのなら、今の人生は自分が理想とする人生ではないはずです。

だからまずは、自分の理想の人生を思い描き、その理想の人生のためにならない習慣、生活、環境を破壊し、理想の人生のための習慣、生活、環境を創造する。

それが人生を変える唯一の方法です。

創造の前に破壊あり。行動なくして変化なし。痛み失くして得られるものなし。

人生を変えたいなら、慣れ親しんだものを破壊し、理想を創造し、行動で変化を起こし、痛みを受け入れる覚悟と勇気を持ちましょう。

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