上質な暮らしとは? 自分だけの生活の質を高める方法

上質な暮らし
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最終更新日 2025年4月19日

人生の意味は人それぞれ、でも生活の質は誰もが求める

人生も30代半ばに差し掛かると、さまざまな仕事や人との出会い、くだらないことから哲学的なことまで、いろいろ考えてきた結果、なんとなく「人生とは何か」がぼんやり見えてくる。

とはいえ、人生の意味なんてものは人によって異なるだろう。

「俺の悟った答えを教えてやる!」とドヤ顔で語っても、正直他人にはピンとこない。

なぜなら、経験や思考を伴わない答えは、まるでコンビニの100円コーヒーみたいに薄っぺらいからだ。

でも、ひとつだけ確かなことがある。

それは、「生活の質を上げることは大事」ということ。

誰もが毎日を楽しく、心地よく生きたいと思っているはずだ。

わざわざ「いや、俺はつまらない人生でいいや」とか「不幸バンザイ!」なんて思っている人は、この記事を読んでいないだろう。

なので、ここでは「みんな生活の質を上げたいよね」という前提で話を進めていく。

 

上質な暮らしとは何か? 自由との違い

「生活の質が高い」とはどんな状態のことか。

ここで大事なのは、「上質な暮らし」と「自由な暮らし」を混同しないことだ。

「自由な暮らし」は、わりとイメージしやすいだろう。

お金に困らず、好きなことをやって、誰にも縛られずマイペースに生きる状態、それが「自由な暮らし」という言葉のイメージである。

たとえば、「会社辞めて南の島でココナッツジュース飲んで暮らすぜ!」みたいなやつだ。

まあ、これはこれで魅力的だが、上質な暮らしとはちょっと違う。

では、上質な暮らしとは何か。

一般的に想像されるのは、おしゃれな北欧家具に囲まれた部屋、こだわりのコーヒーを淹れる朝、インスタ映えするライフスタイルである。

あるいは、「あの人の生活、めっちゃいいな〜」と周りから羨ましがられるような暮らし。

でも、ちょっと待ってほしい。

「上質」なんて言葉は、実はとても主観的なもので、他人から見た上質な暮らしと自分が感じる上質な暮らしは別物なのである。

 

上質は人によって違う

ぶっちゃけ、自分が「これぞ上質!」と思うものが、他人から見たら「え、それダサくね?」ってなることもある。

逆に、世間が「これが最高!」と持ち上げるものが、自分には「うーん、イマイチ」と感じることもある。

これはどっちが正しいとか間違っているとかじゃない。どちらも正しいのだ。

なぜなら、人それぞれ価値観が違うのだから。

たとえば、私の場合、「上質な暮らし」とは「自分のやりたいことをやって生きる状態」であり、「生活を自分の好きなようにカスタマイズできる状態」である。

朝起きる時間、運動する時間、散歩に行く時間、全部自分で決められない生活なんて、私に言わせれば「質が低いにもほどがある!」って感じだ。

だから、上質な暮らしを考えるときは、「自分にとっての上質とは何か?」を真剣に考えるしかない。

他人の「上質」をマネしても、サイズの合わない靴を履くようなもので、生きていても足が痛くなるだけである。

 

私の上質な暮らし

ここで、私の生活をちょっと振り返ってみる。

昔に比べると、確実に生活の質は上がっている。

今の私は個人事業主として働いていて、仕事の時間、ご飯の時間、気分が乗らないから「今日はサボっちゃおうかな」なんて日も、全部自分でコントロールできる。

ライターとして文章を書くのは大好きだし、ブログを書くのも楽しい。

毎日2時間の読書、1時間の筋トレ、30分のランニングも、自分の裁量でできている。

「お前、めっちゃ上質な暮らしじゃん!」と言われそうだが、今の生活は実は私が定義する「上質な暮らし」の半分くらいしか満たしていないのだ。

たとえば、やりたいことがあるのに、お金や時間の制約でできないこともある。

「いつか世界一周旅行したいな〜」とか「新しい趣味に挑戦したいな〜」と思いつつ、めんどくさくて先延ばしにしていることも山ほどある。

つまり、私の生活は「上質の入り口には立ってるけど、まだ部屋の奥には入ってない」という感じなのだ。

 

上質な暮らしに必要なもの

じゃあ、もっと上質な暮らしにするにはどうすればいいのか。

答えはシンプルだ。人生に必要のないものをバッサリ切り捨てること。

そのためには、やりたくないことに「NO!」と言える自信や経済力、好きな仕事をするためのスキルや能力が必要である。

私も世の中の多くの人と同じく、会社員時代は時間が会社にガッチリ握られていた。

朝から晩まで仕事に追われ、自分の時間なんてほぼゼロ。まるで「時間泥棒」に襲われている気分だった。

でも、フリーランスになってからは、時間のコントロール権を取り戻した。

通勤もない、理不尽な上司にヘコヘコする必要もない。ぶっちゃけ、かなり恵まれている環境である。

でも、まだまだ改善の余地はある。

「理想の上質な暮らし」を実現するには、自分にとっての「上質」を明確に定義する必要がある。

それはつまり、「何を優先したい?」「何を捨ててもいい?」と常に自問自答しなければならない。

 

生活の質を上げるコツ

生活の質を上げる方法は、実はシンプルである。

たとえば、生活をルーティン化すること。毎朝決まった時間に起きて、決まった時間に運動や読書をする。

こうした小さな習慣が、暮らしに安定感と満足感をもたらす。

もうひとつ大事なのは、「気づきの力」である。

人生は必要なときに必要なものが目の前に現れるものだ。

たとえば、通りすがりの景色や、誰かの何気ない一言に、人生を変えるヒントが隠れていることがある。

それに気づけるかどうかが、生活の質を左右する。

私の場合、ふとした瞬間に「時間って本当に大事だな」と再確認することがある。

そういう気づきが、フリーランスという不安定な道を選ぶ原動力になった。

今も、日常の中で小さな気づきを拾い集めながら、少しずつ上質な暮らしに近づいている。

 

上質な暮らしは自己満足

結局のところ、人生は自己満足だ。

どんなに豪華な家に住んでも、どんなに高級な車に乗っても、自分が「これ最高!」と思えなきゃ意味がない。

逆に、質素な暮らしでも、自分が心から満足していれば、それが本当の上質な暮らしだ。

だからこそ、毎日を心地よく生きるために、自分にとっての「上質」を追求しよう。

幸せのハードルを上げすぎず、でも生活の質はしっかり上げていく。

たとえ明日死ぬことになっても、「まあ、いい人生だったな」とニヤッと笑えるような暮らしを目指すのだ。

 

上質な暮らしを追求しよう

上質な暮らしは、誰かに与えられるものじゃない。

自分で定義して、行動して、手に入れるものだ。

自分のやりたいことをやる、好きなように生活をカスタマイズする。

それが、私が考える上質な暮らしだ。

読者のみなさんも、ぜひ「自分にとっての上質」を考えてみてほしい。

どんな小さな一歩でもいい。

たとえば、朝のコーヒーを丁寧に淹れることから始めるのだって立派な一歩だ。

一緒に、毎日がちょっとずつ楽しくなる上質な暮らしを追求していこう。

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