【2024年4月29日】ドル円・ユーロドル・ポンドルのFXチャート分析。

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最終更新日 2024年4月29日

2024年4月29日のFXチャート分析をしていく。

当記事は、FXチャート分析および、日々のトレード結果について解説しているものです。

決して売買タイミングを指示、または推奨するものではありません。

自身のトレードに応用する場合は、すべてご自身での判断と自己責任でお願いします。

 

4月29日ドル円のFXチャート分析

まずは、ドル円のFXチャート分析である。

4時間足を見てもわかるように、ドル円のチャートはかなり強い上昇を続けており、レートは158円を超えている。

だが、この価格帯は突発的な動きが多い価格帯であり、先週の金曜日は何度か大きな下落が見られた。

ハッキリと理由はわからないが、おそらく決済が入ったことになる下落だろう。

しかし、これだけ大きな下落が起きてもチャートは上昇を続け、相変わらずドルが強いチャートとなっている。

1時間足では短期移動平均線との乖離も大きくなっているので、今日か明日あたりに再び大きな下落があると考えている。

また、日銀の為替介入についてだが、イエレン米財務長官が「介入は稀であるべき」と発言したことにより、市場では介入への警戒感が若干弱くなっている。

ドル円の大幅な上昇も、イエレン米財務長官の発言によりロングするトレーダーが増えたことも要因だろう。

筆者的には何度もいうように、現段階でのドル円のロングはリスクが高いのでおすすめしない。

たとえ市場での為替介入への警戒感が弱くなったとしても、それは「為替介入がない」というものではない。

どうせエントリーするなら介入があったときに大きな利益が狙えるショートでポジションを取るべきである。

現段階でドル円のショートが狙えるのは、5分足で短期と中期移動平均線を下抜けしたポイントだろう。

今日は日本がGWで祝日休場なので、東京時間の動きは期待できないだろう。

ドル円の今後の動きに注目だ。

 

4月29日ユーロドルのFXチャート分析

次に、ユーロドルのFXチャート分析をしていく。

まずは4時間足から見ていこう。

ユーロドルの4時間足は、短期と中期移動平均線によって反発、現在は押し目のポイントとなっている。

レートは移動平均線の下にあるので売りのほうが強いチャートだが、押し目ポイントでもあるため、ここから一気に買い注文が入る可能性もある。

1時間足では下のネックラインを超えるとさらに下落する雰囲気もあるが、欧州時間までは方向感がない相場が続くと考えている。

ロングを狙うのあれば、短期と中期移動平均線を上抜けする必要があるため、東京時間でのエントリーは難しいだろう。

仮にネックラインを超えて下落する場合は、上昇トレンドが終わるかもしれないので、その場合はトレンド転換の初動を狙うことで大きな値幅が取れる。

ドル円はトレードしづらい相場が続いているので、ユーロドルを中心に監視し、チャンスを狙っていくのがいいだろう。

 

4月29日ポンドルのFXチャート分析

最後は、ポンドルのFXチャート分析をしていく。

ポンドルの4時間足は以下のようになっている。

ユーロドルと同じく中期の移動平均線に当たって反発している状態である。

だが、下には短期の移動平均線が控えているため、短期と中期の移動平均線に挟まれた状態でレンジ相場となるだろう。

1時間足では方向感がなく、短期移動平均線の上にレートはあるがこのまま上がっていくかは怪しいチャートだ。

ロングする場合は短期移動平均線の上に出て押し目をつけからの高値更新、ショートの場合は中期移動平均線を下抜けしてから検討していく。

5分足を見る限りでは、売りが入りやすいチャート形状でもあるため、一度下落してから上に抜けてくれるほうがトレードしやすいだろう。

どちらにせよポンドルのボラティリティが高くなるのは欧州時間からなので、値動きがない段階ではトレードを控えておくのが基本である。

 

4月29日の為替ニュースまとめ

4月29日(月)、チェックしておくべき為替ニュースをまとめておく。

  • 3カ月連続で発表された懸念されるインフレデータは、FRBが目指す2%への進展が停滞していることを示しており、最初の利下げがさらに先送りされる可能性を示唆している。
  • 投資家は今年11月から1~2回の利下げを見込んでいるが、年内はまったく利下げがないかもしれないとの不安も深まっている。
  • 「また景気の底堅さが続くことで利下げが2025年まで先送りされるリスクもあり、来年の成長にとって重要な下振れリスクとなる」と述べた。
  • トレーダーらは、当局がいつ通貨買い支えを始めるのか、なぜまだそうしないのかと疑問に思っている。
  • 29日は日本が祝日であるため、外国為替市場の流動性が低下し、円がさらに急落するリスクが高まる恐れがある。
  • 日本が消極的に見える理由の一つは、介入だけでは円安の一因となっている金利差の大きさを変えることができないからかもしれない。
  • 「堅調な成長、緩やかな政策調整、フォワード金利の上昇リスクという当社の基本見通しは、円にとって非常にネガティブな組み合わせだ。唯一の問題は、日本の政策当局が円安にどの程度強く対抗するかだが、その手段は限られていると思われる」と分析した。
  • 「ヘッジファンドが介入の動きを捉えるために、スポットから400-500ピップス下の指し値注文でアルゴリズムを設定することは想像できる。ドルが急落してもすぐに戻ると考えているからだ」
  • 金利先物市場では連邦準備理事会(FRB)による9月利下げ確率が60%にやや上昇した。
  • 米金利先物市場では、年内に2回目の利下げが行われる確率が50%となっている。
  • 「経済と物価の勢いを考えると、FRBが金融政策の緩和を真剣に検討するのは早くても9月の会合までないと予想している」と指摘。「経済のさらなる回復により利下げが2025年まで先送りされるリスクもあり、これは来年の成長にとって大きな下振れリスクとなる」とした。

 

4月29日の為替相場の経済指標まとめ

4月29日(月)、チェックしておくべき為替相場の経済指標をまとめておく。

時間 指標 重要度
21時00分 独)消費者物価指数【速報値】 ★★
23時30分 米)ダラス連銀製造業活動指数
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